■筑後川下流用水事業の役割

筑後揚水機場 佐賀揚水機場 筑後川 有明海 大詫間幹線水路 佐賀東部導水路 筑後大堰 筑後導水路 矢部川左岸導水路


 筑後川下流用水の役割は、筑後平野と佐賀平野の約34,800へクタールの田んぼや畑へ、海水がまじることなく、筑後川の水を必要なときにいつでも送り、みんなの食べるお米や野菜がたくさんとれるようにすることです。
*各施設をクリックすると写真を表示します。

    受益地(筑後川から水を送られている地域)        平成22年4月1日現在  
県 名 土地改良区 (市町村名)
福 岡 県 筑後川、八女筑後地区、三潴南部、柳川みやま、矢部川左岸
(久留米市、大牟田市、柳川市、筑後市、八女市、大川市、みやま市、大木町)
佐 賀 県 鳥栖市、三養基、佐賀東部、佐賀、土井外坂口
(佐賀市、鳥栖市、神埼市、吉野ヶ里町、みやき町、上峰町、小城市)


■施設のしくみ

筑後揚水機場及び佐賀揚水機場で吐水槽へくみ上げられた筑後川の水は、導水路や幹線水路を通り、各地の分水口からクリークを通して田んぼや畑まで運ばれます。

揚水(ようすい)
筑後川の水をくみ上げること。
導水・分水(どうすい・ぶんすい)
くみ上げた水を田んぼのそばのクリークに分けること。
給水(きゅうすい)
分けたクリークの水を田んぼへ供給すること。