日増しに秋の深まりを感じる今日この頃ですが、両筑平野(筑前・筑後地方)では、「ヒノヒカリ」の収穫が行われています。
今回、福岡県朝倉郡筑前町で稲刈りをされている方々に突撃インタビューをし、お話を伺いました。また、JA筑前あさくらの方に「ヒノヒカリ」の収穫情報を教えて頂きました。
お忙しいところ貴重なお話を聞かせていただいた皆様、本当にありがとうございました。
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"稲刈りの合間にお話を伺いました" |
| ■「ヒノヒカリ」とは? |
「ヒノヒカリ(南海102号)」は「コシヒカリ(越南17号)」と「黄金晴(愛知40号)」を掛け合わせた品種で、九州地方を中心に、西日本で主に栽培されています。
作付面積ではコシヒカリ、ひとめぼれに次いで全国第3位ということです。
とても味の良いお米で、農家でもよく食べられている人気のお米です。
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| ■今年の出来は? |
今年のヒノヒカリは、台風の影響が少なかったこと、天候が良かったこと、昼夜の寒暖の差が大きかったことなどから、品質が良く、実もよく入っており、とても良い出来のようです。
また、5月迄は渇水で水不足が心配されていましたが、6月末から7月の田植えの時期は全く水の心配はしなくて大丈夫だったとのことでした。
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| ■昔と今とで変わったこと |
皆さんがやはり大きく実感されているのは、機械化の便利さでした。
昔は車もコンバインもトラクターもなく、全て手作業で田植えや稲刈りをしていたため、子供も手伝いに駆り出されていました。
稲を鎌で刈った後は、少しずつ束ねた稲を足で踏む機械などで脱穀したり、自然の風を利用して空のモミを飛ばして分別したりしていました。
道も現在のように舗装されておらずガタガタで、リヤカーがやっと通る程の道幅だったそうです。 |
| さらに、耕作する土地の広さによっては人手が足りないため、遠くから人を雇い来てもらっていたそうです。当時は車もなかったためその時期だけ住み込みとなり、食事や布団の用意をするのが大変だったとのことでした。 |
 
"昔は全て手作業で行っていた(写真はイメージ)" |
また、昔は田植えの時期になっても、場所によっては水がなかなか入らない田もあったそうですが、江川ダムが出来てからは、「田植えの時期はぴったり予定どおりに水が来て田んぼに水がかかるので、とても良くなった。」、「大雨が降った場合も、ぴたっと余分な農業用水が止まり、大水が出ることも少なくなった。」という感想をお持ちの方もいらっしゃいました。
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コンバインであっという間に稲刈り
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お米を移す時も重たい米袋を抱える必要なし
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| ■取材を終えて |
今回取材をさせていただいた地区では、いろいろ工夫され、十数年前から共同でコンバインを購入し、集落の皆さんで協力して稲刈りをされていました。
現在70代の方でも農業をされているそうで、皆さん大変お元気そうな印象でした。
しかし、今は農業だけではなかなか利益が出にくいため、どうしても兼業で働きに行く必要がある、難しいかもしれないけれども、百姓だけで食べていくことが出来るようになれば、跡継ぎも増えるのでは、というお言葉に深く考えさせられました。
お米を育てるお仕事は、だんだん機械化されてきてはいますが、天候や稲の成長を見ながら、人の手や経験により田植えや稲刈りをする部分もあるため大変です。しかしその分、収穫の際はとても喜びが大きいようで、収穫したお米と、無事稲刈りが終わりさっぱりとなった田を見つめるお顔は皆さん晴れ晴れとし、素敵な笑顔が印象的でした。
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集落内の次の田で稲刈り 慣れた手つきでワラ束ね 笑顔の素敵なお二人 |
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