
女男石頭首工とその下流域
両筑平野用水施設は昭和50年(1975年)の管理開始以来、肥沃な農業地帯である両筑平野地域へ用水を補給し、食料供給基盤を支える施設としての機能や、福岡・佐賀両県内の生活用水や朝倉市工業用水を供給する重要なライフラインとしての機能を果たしてきました。
しかし、管理移行から既に30余年が経過し、施設の老朽化に伴って機能の低下が進行しており、安定的な用水供給の確保や施設の安全確保への危惧が生じてきました。
さらに、両筑土地改良区が管理している水路施設では、兼業農家の増加に伴う水利用時期の集中化や操作員の高齢化等に加え、施設の老朽化や湧水・ため池等の地区内補助水源の減少により、きめ細やかな配水操作への対応に困難を来してきました。
このため、両筑平野用水二期事業で、老朽化した施設の改築・更新を行うとともに、配水形態を踏まえた施設の改善や水管理システムの導入を行うことにより、水の安定供給と施設の安全性の確保を図ることとなりました。
予定工期は、平成17年度から平成25年度の9ヶ年間で、総事業費は約210億円です。
水管理の適正化
施設の老朽化により、埋設管からの漏水が頻繁に発生したり、トンネル内の亀裂発生などにより、安定的な水の供給や施設の安全確保が難しくなっているため、水管理を適正化します。

合理的な水利用
排水操作が人力による現場作業のため、水量の変更や緊急時の迅速な操作などの、対応が困難なことから、合理的な水利用の実現を図ります。

