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2010年3月5日 愛知用水総合管理所長:井爪 宏  
#010 お一人様一回限り。健康こその人生です

春が来ました。愛知用水総合管理所がある東郷町を吹き抜ける風は、春の香りがします。愛知池の堤体も黄土色から草花の芽吹き色が混ざり始めました。私の身体も背伸びをすると気持ちよく伸びます。

先日、王滝村のスキー場「おんたけ2240スキー場」へ行ってきました。王滝村のホームページによれば、福寿草が咲き、ふきのとうが出だしたとありますので、山にも春が来ていると思われます。しかし、御嶽山にはまだまだ雪がたくさんあり、パウダースノーでのスキーを楽しむことができました。スキー後には温泉に入り、名物のそばを食べながら赤カブ漬けやすんき漬けをつまみ、木曽の味を堪能しました。

これらの食品は健康食と言えます。そばのルチンは血圧を下げる効果があるそうです。また、すんき漬けは、王滝村や木曽町のホームページによれば、「木曽地域だけで作られてきた独自の食文化であり、長野県の「味の文化財」として注目を浴びています。すんき漬けに含まれる植物性乳酸菌の抗アレルギー作用等により新規高機能食品としての可能性が期待されるようになりました。主な特性としては、無塩の乳酸菌発酵食品で、すっきりとした酸味があること、乳酸菌や食物繊維が豊富で身体にとても良いことがあげられます。」とのこと。また、「木曽の「赤カブ」と「スンキ」が世界各地の伝統的な地域食材を認定する国際的な事業「味の箱舟」に認定されました。味の箱舟とはイタリアに本部のある「インターナショナルスローフード協会」が、世界で絶滅の危機にある優良な食品を記録し、味覚を再発見すると共に未来へ届ける食の遺産のことを言います。日本で15品目目です。」とのことです。

各ご家庭で伝承された秘伝の作り方があり、味もさまざまだそうです。酸味の利いたすっきり味のすんき漬けは、高血圧の方には減塩食として、また、腸内をスッキリさせる効果もあるので、緊張の連続の現代人にとって長寿の薬にもなるのではないでしょうか。水と空気がおいしく、百草の宝庫である御嶽山周辺で召し上がってください。心身共にリフレッシュすること間違い無しでしょう。

それでは、御嶽山でお会いしましょう。  
 
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