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2011年4月14日 愛知用水総合管理所長:小酒井 徹  
#019 心よりご冥福とお見舞を申し上げます

はじめに、この度の東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、多くの被災者や避難者の方々に心よりお見舞い申し上げます。

この地震では愛知用水地域でも最大震度4の揺れを観測し、愛知用水では15時に防災態勢に入り水路施設や設備の点検を行いました。点検の結果、異常が認められなかったことから18時40分に防災態勢を解除しました。

しかし、関東にある水資源機構の数施設で災害が発生し、茨城県にある霞ヶ浦用水では空気弁などが破損し水の供給ができない状態となりました。霞ヶ浦用水の応援のため、直ちに本社や中部地方の職員を派遣し復旧にあたり、3月18日には水の供給を再開しました。愛知用水からも2週間に渡り3名の職員が復旧の任務にあたってくれました。

この地震では、物流が広範囲で途絶えガソリン・重油類の燃料や食料、物資の調達がほぼ不可能となるなど予期せぬ多くの事態が生じました。愛知用水では、この地震でどのような事態が生じたのか、現行の防災計画で不足しているものはないかを再確認し、近い将来に発生が予想されている東海地震や東南海地震に備えてまいります。


さて、愛知池の桜も満開となりいよいよ新年度が始まりました。今年度の愛知用水のテーマは何といっても「愛知用水通水50周年」です。日々の水を安定して供給することはもちろんですが、次の50年に向けて、愛知用水が果たしてきた役割、先人の苦労と偉業、牧尾ダム建設における水源地域の深いご理解、木曽川関係者のご協力など、今、伝えていかなければならないことは沢山あります。
愛知用水ではホームページや各種の記念イベント、広報誌、投稿等を通じてこれらのことを精力的に情報発信していきます。これらの機会に愛知用水に思いを馳せていただければ幸いです。 

愛知池と桜 (2011.04.07撮影)
今年度も職員一丸となって業務を進めてまいりますのでどうかよろしくお願いします。
 
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