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2009年10月16日 愛知用水総合管理所 管理課長:田村 俊秋  
#004 愛知用水総合管理所の職員は水を通水するためにどんな仕事をしているの?

愛知用水は平成23年には通水50周年を迎えます。
当管理所の職員は、水を安定的に田んぼや畑(農業用水)・飲み水(水道用水)・工場(工業用水)へ水を供給するため施設の維持管理などの仕事をしています。

愛知用水では、ダムを管理する牧尾管理所、幹線水路を管理する上流管理所・中流管理室・下流管理所の4つの出先事務所があます。

事務所には総務課・設備課・管理課がありますが、管理課は4つの出先事務所と連携して管理の仕事をしています。車のハンドルが管理課でタイヤが出先事務所、思った方向に進むよう連携をしています。(ハンドルを切る人は所長ですかね)

管理課の業務は大きく分けて三つの配水管理・施設管理・財産管理があります。

  ■ 施設管理は、施設を適切に維持管理するための必要なお金を確保するための予算業務があり、国・県・市や負担者へ説明する資料を作っています。

また、台風や地震時などの対応として防災・危機管業務があります。8月の地震では、発生後すぐに職員を参集させ、施設の点検を各管理所に指示し、各管理所から巡視結果を情報収集しました。(操作室でも幹線水路の水位に変化がないか確認しています)

地震はいつ何時起こるか分からないので、防災担当は気が気でない。携帯は何処へ行くにも必需品ですね。(買い物に出かける前に電話が鳴って、仕事にいくことなった時、嫁さんに睨まれたことも!)

■ 財産管理は愛知用水施設に係る施設用地の使用承認、施設との関係では交差協議・隣接協議、用地境界の立ち会いがあります。愛知用水施設は長大(幹線水路約112km)なため、平成20年度は約300件を処理しています。休みを考えると最低1日1件は処理していることになります。
各管理所は施設や用地の保全をするために、日々巡視等により確認しています。

■ 配水管理は、水の利用者からの申し込み量が、確実に送られるよう、ダムの放流量・取り入れ口での取水量・幹線水路を流れている水を所定の場所へ送る分水口への量を整理し、ゲートやバルブなどの施設操作(開け閉め)を行っています。特に大雨のときや渇水時などは関係者との調整に大忙しです。

最後に、あと2年で通水開始50周年、先人の方々の努力で大きな事故もなく、毎日、水を供給してきましたが、これからも安定して水が供給でき、地域の発展に寄与していけるよう頑張っていきます。
愛知用水のホームページで各課の仕事の写真が載っていますので、一度ご覧下さい。
 
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