HOMEメッセージ〜愛知用水の職員から > 各メッセージ

    
 
2009年12月24日 設備課長:寺島 均  
#005 設備課の仕事について

愛知用水総合管理所に平成20年4月から勤務しています設備課長の寺島と申します。どうぞよろしくお願いします。
担当している設備課の仕事内容について説明させていただきます。

総合管理所では、岐阜県八百津町の取水口から知多半島に至る112kmの長大な幹線水路の水位・流量・ゲート開度等の各種データを遠方監視制御設備により集中管理し、幹線水路の通水状況や分水状況等を把握しています。
総合管理所における設備課の主な仕事は、幹線水路等に設置されている機械設備や電気通信設備の維持管理を行うことです。

機械設備とは、取水や幹線水路の水位を一定に保つためのゲート設備、幹線水路のゴミを除く除塵設備や農業用水を取水するポンプ設備などです。

電気通信設備とは、幹線水路を維持管理するための通信設備、観測設備、遠方監視制御設備や管理施設に電気を供給する設備などです。

温室効果ガスの削減目標がクローズアップされているところですが、維持管理している設備には小水力発電設備も含まれています。
小水力発電設備は、愛知池(東郷調整池)から農業用水・水道用水・工業用水として下流に供給する水を利用した設備で、地球温暖化の原因と言われる二酸化炭素の排出量削減を図るとともに、発生した電力は愛知用水の管理に使用することにより、ユーザの方の管理費負担の軽減を行っています。

これらの設備が故障した場合には、水の安定供給に支障を生じることが多いことからプレッシャーを感じながら点検等を行い、維持管理に努めているところです。

また、設備の延命化を図るとともに、設備更新については適切な時期に適切な内容で行うことにより、ユーザの方からより一層の厚い信頼と協力が得られるよう心掛けていきますのでよろしくお願い申し上げます。
設備については、事前に連絡して頂ければ見学していただくことも可能ですので、興味のある方はお越しください。
 
  ▲ページの先頭へ   

Copyright 愛知用水総合管理所 All Rights Reserved