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2010年12月17日 愛知用水総合管理所 設備課長:寺島 均  
#017 安定的な水供給について

今年もいよいよ残りわずかとなり忘年会シーズン真っ盛りで、クリスマス・年末年始と何かとあわただしくなってきています。

管理している設備につきましては、現在までのところ大きなトラブルの発生もなく、安定的な水供給に努めているところです。
112kmにおよぶ幹線水路を流れている水は、農業用水、水道用水、工場用水として365日24時間利用されており、その水量は夏期には多く、冬期は少ない量になっています。
水量が少ないこの時期はユーザの方に与える影響が少ないことから、幹線水路の点検や幹線水路沿いに設置されているゲート・ポンプ設備の機能が維持できるよう整備や点検を実施しています。
普段、幹線水路を散策されている方は、あまり見ない水路の状況やゲートの状態に疑問を持たれたかもしれませんが、安定的な水供給を維持するために実施している作業によるものです。

しかしながら、整備や点検を行っても幹線水路に空き缶・ペットボトル・レジ袋等のゴミを投棄されますと、水質悪化につながるとともに、ゴミの噛込みによってゲートが開閉しなくなったり、ゴミの吸込みによりポンプによる送水ができなくなったり、水の供給に支障が生じることがあります。

ゴミを取り除くための除塵機(じょじんき)やスクリーンを幹線水路に設置していますが、確実に管理を行っていくためにはゴミの投棄をなくす必要がありますので、皆様のご理解ご協力をお願いいたします。

なお、管理している設備につきましては、事前に連絡していただければ見学していただくことも可能ですので連絡をお待ちしています。(連絡先⇒こちら)
 
除塵機で取り除かれたゴミ

(※「除塵機」については愛知用水のブログ(ミズキのたそがれブログ)にも詳しく載っています⇒こちら)
 
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