HOME50周年TOPイベント・ニュース > トピックス 2011.09.15
 
 愛知用水通水50周年記念
写真コンテスト 入賞者発表! 
 
 
 

審査の模様  写真家 山口典利先生(左)
(8月下旬 水資源機構 中部支社にて)
  2010年12月1日から2011年8月19日の期間、愛知用水をテーマとした『愛知用水通水50周年記念 写真コンテスト』の作品を募集をしました。

応募総数164点の中から最優秀賞1名、優秀賞3名の方が選ばれましたので発表します。

なお、最優秀賞の竹川政一さんは9月23日に行われる『愛知用水通水50周年記念式典』において表彰されます。

最優秀賞 (1名)
 
『旅立ち』 竹川 政一さん
 
<撮影場所又は施設名> あいち池トーゴーボートハウス

(※作品をクリックすると大きくなります)

<写真説明>梅雨時(H23年6月19日)今まで雨が降り続き、やっとのことで雨が上がりレガッタの練習ができるのでは? 昔見た映画「少年漂流記」がオーバーラップしました。

<写真家 山口典利先生 講評>
雨上がりの愛知池の静かな情景、レガッタを練習する人の表情に変化があり面白く表現出来ています。
レンズの使い方も良く、望遠レンズをうまく使いバックをボカしてレガッタの人々を強調しています。
湖面を良いシャッターチャンスで捉え、波紋の表情が造形的に美しいですね。
画面に奥行きと広がりがあり穏やかな空気感が伝わってきます。


優秀賞 (3名) ※五十音順
  『夏休みの自由研究(その2)   梅田 浩司 さん <撮影場所又は施設名>
可児市土田付近 水位調節堰

(※作品をクリックすると大きくなります)
<写真説明>
今年の子供の夏休みの自由研究は、愛知用水について調べることになりました。
水位調節堰の機能は子供に教えてもらいました。
炎天下や突然の夕立の中、頑張っていた様子を撮影しました。
 
<写真家 山口典利先生 講評>
夏休みの自由研究で愛知用水を見学する様子をうまく捉えていますね。
水位調整堰で愛知用水の勢いのよい流れを観察する後ろ姿、集中している子供の真剣な表情が写真から伝わってきます。
金網のフェンスを隔てた施設の一部を、画面にうまく構成し水の流れを感じさせています。

  『御嶽山の鏡』 大角 淳子さん <撮影場所又は施設名> 王滝村 牧尾ダム

(※作品をクリックすると大きくなります)
 
<写真説明>
木曽で湖に御嶽山が映る唯一の場所だが、波がなくこんなに鏡のように映ることは滅多にない。
ダム湖は広いのでわずかな風邪でも波が立つが、この時期が一番綺麗だ。
15分ほどで終わり。何回通ったかな?
 
<写真家 山口典利先生 講評>
緑豊かな木曽の情景をうまく捉えています。美しい情景に出会えましたね。
何度も通われた撮影の努力がこの光景を見せてくれたと思います。
鏡のように静まるダム湖。しっかりしたカメラ技術とセンスで、湖面に映る御岳山の姿を美しく引き立てうまく捉えていますね。
シャープなピント、バランス良く安定感のある画面構成が出来ています。

  『豊かな水の供給』 横粂 鈞さん <撮影場所又は施設名> 豊田市保見町南山地区

(※作品をクリックすると大きくなります)
 
<写真説明>
7月中旬の中干しが終わったあと、青空のもと待っていましたとばかり愛知用水の豊かな水を稲に供給。
水の豊富さに魅了され撮影。
 
<写真家 山口典利先生 講評>
青空に浮かぶ白い雲と緑の稲。夏の水田の光景をうまく捉えていますね。真夏の強い光と日差しを感じさせ、成長する稲のパワーが伝わります。
夏の水田で水を求める稲に勢いよく飛び出る水流の力強さが、赤いバルブで強調されています。

農家の水への思いも感じられ、バルブの側の小さなカエルが面白く、豊かな風景の可愛いアクセントになっています。

カエル拡大 

お送りいただいたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。
 
 
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