●王滝村春まつり
5月4日に「王滝村春まつり」が開催されました。今年も村の大自然を満喫できる滝越散策ウォーキング、林鉄作業や木工体験などの各種体験イベントが企画され、水資源機構も牧尾管理所から有志で参加しました。
おんたけ湖カヌーは、牧尾ダム貯水位が低くカヌーをだせないことから中止となりました。本日の参加者は、カヌー中止の影響もあり約50名の参加者と少なくなっています。
@森林鉄道作業体験
「王滝森林鉄道の会」(松原スポーツ公園内にレール敷設を進めている会です。)の車庫前で、古くなった枕木の入れ替えをする作業を体験しました。
会の方からの指導を受けながら、スコップ・バール・つるはしを使い、古い枕木の周囲を掘り起こして外し、新しい枕木を設置して「スパイク」と呼ばれるくぎをハンマーで打ち込みましたが、森林鉄道に乗車するのではなく枕木の入れ替えという他では体験できない珍しいものでした。
今後、レール敷設が完了すると公園を一周することになりますが、御嶽山の噴火の影響を受けて遅れていること、10年で枕木が腐食するため交換する必要があることなど、いろいろと興味深い話しも伺うことができ楽しい時間を過ごしました。
A滝越散策ウォーキング
滝越散策ウォーキングは、午前の部は19人の参加でした。
コースは、松原スポーツ公園をマイクロバスで出発、途中で散策しながら昨年の7月の台風7号で被害のあった箇所(河川復旧現場)、自然湖、緑露の水(おいしい水です)、滝越の観音堂及び八王子神社、水交園では休憩してお茶・くるみと蜂蜜のピザを食べました。
緑露の水から、滝越地区の三浦さんの説明を聞きながらの散策でした。
森林鉄道の建設、三浦家などの話がありました。滝越地区は落人の里のため昼間は火をたかず夜に火をたいていた(煙を出さない)とか、貴重な資料も残さないようにしたとの話もありました。滝越地区は田んぼもあったのですが、今は蕎畑になってしまったようです。稲作には不向きだったようです。
皆さん三浦さんの説明に聞き入っていました。説明が楽しかったのでしょう予定時間を30分ほど過ぎてしまいました。
ウォーキングや説明を楽しんで、帰途につきました。
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