アユの遡上調査方法

 長良川河口堰には、(1)の様に3種類【呼び水式魚道、ロック式魚道、せせらぎ魚道】5カ所の魚道があります。

当サイトで公表しています河口堰地点におけるアユの遡上数は、全魚道を通過した稚アユの数を表したものではなく、魚道の一部を通過した実測値を表しているものです。

魚道の写真

令和3年からの調査方法

 3種類5ヶ所の魚道の内、(2)の左岸呼水式魚道(陸側階段部)において(3)の陸側階段部の全幅(切欠部と水平部)を毎日日の出から日の入りまでの間、ビデオによる連続録画を行いこの録画ビデオを基にAIを用いて稚アユの遡上個体数を自動で計測しています。

アユ遡上状況グラフ

平成12年~令和2年の調査方法

 5ヶ所の魚道の内、(2)の左岸呼び水式魚道(陸側階段部)において、(3)の様に陸側階段部を横断方向に切欠部分と水平部分に分け、毎日交互に日の出から日の入りまでの間、ビデオによる連続録画を行い、この録画ビデオを基に目視にて稚アユの遡上個体数を計測する方法で調査を実施していました。

 

平成7年から11年の調査方法

 5カ所の魚道の内、左岸呼び水式魚道、右岸呼び水式魚道、せせらぎ魚道の3カ所において、目視にて10分間観測し10分間 休憩 その後再び10分観測するというサイクルで稚アユの遡上数を計測していました。



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