河口堰で見られる淡水魚

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分 類
全 長
地方名
形 態
オイカワ
オイカワ(オス)の写真
オイカワ(メス)の写真
上:オス 下:メス

コイ科

オイカワ属

約15cm
ハイ
ハエ(関東)
ハヤ
ヤマベ
ジョロブナ(関西)
アサジ(中国・九州)
カゴ(長野)
ビワコ(神奈川)
ジンケン(長野)
ショウハチ(愛媛)
側線は下方へ湾曲し、体側には赤みを帯びた横斑が7~10個ある。成魚は臀びれが大きく、特に成長した雄でいちじるしい。産卵期の雄には鮮やかな婚姻色(成魚が産卵期にのみ現れるいつもと違う体色)が現れ、頭部、臀部などに突起物ができる。
二ゴイ
ニゴイ

コイ科

ニゴイ属

約50cm
キツネゴイ(三重、大阪)
ヘバチゴイ(奈良、和歌山)
アラメ(長野)
セータ
セ-タッポ
サイ(関東)
ミノ(青森)
背びれ基底が短く、ひげがあり、口が吻端(口先)より下面に開くのがニゴイ属の特徴である。
カムルチー
カムルチーの写真
タイワンドジョウ科
タイワンドジョウ属
約30~80cm
ライギョ
体が細長く、背びれの基底が長いのがタイワンドジョウ科の特徴である。
コイ
コイの写真

コイ科

コイ属

約60cm
マゴイ・ノゴイ(日本各地)
体はやや側扁(体が左右から押しつぶされたように平たい)した形。4本の口ひげを持つ。側線(尾びれに向かって走る細いスジ)は完全。背びれの基底は長い。野生型は一般に体高が低く、体幅が厚い。
オオクチバス
オオクチバスの写真
バス科
オオクチバス属
約30~50cm
ブラックバス
腹びれが胸びれの真下につき、えらぶたにとげがなく、尾びれ後縁がわずかに切れ込むのがサンフィッシュ科の特徴である。
カマツカ
カマツカの写真

コイ科

カマツカ属

約20cm
スナホリ
スナムグリ
スナクジリ(全国)
カワギス(北陸、関西、九州)
ダンキボ(北陸、関西)
アサガラ(高知)

底生(水底で生活すること)生活に適応しているため、腹側が、扁平である。口は下方に開き、唇に多数の乳頭状突起が発達する。
吻(長く突き出た下くちびる)は突出させる事ができる。体色は淡褐色。
フナ類
フナ類の写真

コイ科

フナ属

約30cm
ゴリ(日本各地)
フナ類は一見コイに似るが、ひげを持たないので容易に識別できる。また、タナゴ類にも似るが、背びれと臀びれのとげがかたく、体の幅が大きい。
ブルーギル
ブルーギルの写真

バス科

ブルーギル属

約25cm
ブルーギル
サンフィッシュ(別名)
腹びれが胸びれの真下につき、えらぶたにとげがなく尾びれ後縁がわずかに切れ込むのがサンフィッシュ科の特徴である。
スゴモロコ類
スゴモロコの写真

コイ科

スゴモロコ属

約12cm
スゴ(琵琶湖)
スゴモロコ類の魚はすべて比較的小型で、口ひげは一対、咽頭歯(ノドにある歯)は2列。肛門の位置は瞳の直径分ぐらい臀びれから離れている。スゴモロコ、コウライモロコには体側中央に瞳大の暗色斑点が1列に並ぶが、デメモロコの斑点はあっても小さい。
ナマズ
ナマズの写真

ナマズ科

ナマズ属

約60cm
ヘコキナマズ
クビツキナマズ(琵琶湖)
体にはうろこがなく、粘液質に富む。胸びれには鋭いとげがある。ひげは4本ある(孵化したばかりの仔魚は6本ある)。背側から腹側にかけてオリーブ色がかった不規則な雲形斑紋がある。