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第6回 水は心をいやす

「水を聞く」ことに風流を見いだした日本人は、「水を使って音をかなでる」という演出法を考案しています。

鹿脅ししおどは、下の図のように竹の筒に水を溜めて、その重みで筒が倒れる反動で、石を打って音を出します。
本来は、畑を荒らす鹿などを追い払うためのものだったのですが、竹筒が石を打つ音の余韻は、大変味わい深いものがあったので、日本庭園の技法の一つになったようです。

鹿脅し

また、水琴窟すいきんくつも日本庭園の技法の一つです。
右図のように手水鉢ちょうずばちの下に埋められた瓶の中に、水が水滴となって落ち、そのときの音が空洞内で反響してきれいな音が出るのです。

水琴窟の構造

これらの音は一定ではなく、少し揺らいでいます。
その音を聞くことにより、脳が安らぎ、心も安まるので、いやしの効果があると言われています。
川のせせらぎや滝の音を聞くと、心がとても安らぐのではないでしょうか。
みなさんも、そのような場所で「水のいやし」を感じてみてはいかがですか。

今回のポイント

水は心をいやす

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