ぽとり~職員のコラム

2013年09月25日

◆33年ぶりに勢揃い!!米原曳山祭りがはじまります!◆


 湖北管理所のある米原市は、中仙道と北国街道が分岐する宿場町として栄えた町です。
 毎年10月に湯谷神社(ゆたにじんじゃ)の秋の例祭として、曳山祭りが行われます。
 これは滋賀県の選択無形民俗文化財に指定されているもので、曳山巡行と子ども歌舞伎が奉ぜられています。
 曳山は3基あり、松翁山(しょうおうざん)・寿山(ことぶきやま)・旭山(あさひやま)という名前で親しまれ、米原に住む人たちの手によって今も受け継がれています。

 祭事は3日間にわたり行なわれるのですが、初日の宵宮(よいみや)では、シャギリと呼ばれる笛や太鼓のお囃子に合わせて若連中が半被姿で山を曳行します。
 夜8時頃からは、湯谷神社への急な坂道を勢いよく登っていく「登り山」が勇壮に始まります。
 翌日の本日(ほんび)では、神前にて稚児役者による奉納狂言が行なわれ、最終日の後宴(ごえん)では、曳山を巡行し、子ども歌舞伎を各所で上演。そして千秋楽を迎えます。
 近年は、輪番で1基~2基出すという流れだったようですが、なんと今年は3基全てが出揃います!
 3基すべてがお目見えするのは33年ぶりです。そのため、氏子の方々はみな一様に盛り上がっています。


 子ども歌舞伎は、湯谷神社境内はもちろんのこと、中仙道米原宿の随所で熱演されます。他にも市庁舎前や米原駅前のロータリーでも演じられます。
 日中は明るく演目全体がくっきりと観やすいですが、夜になると提灯の明かりが灯され、とても美しく幻想的に上演されます。
 同じ演目でも印象が違って見えるのです。ぜひ、昼夜どちらもお楽しみいただきたいと思います。


 また今年度は、米原市文化産業交流会館内に作られている、明治時代の芝居情緒を再現した芝居小屋「長栄座(ちょうえいざ)」でも演舞が行なわれる予定です。
 平成の芝居小屋と銘打ったこの「長栄座」は、提灯(ちょうちん)・定式幕(じょうしきまく)・花道(はなみち)・黒御簾(くろみす)などがしつらえてあり、升席でくつろぎながら鑑賞することができます。まさに町民文化の粋ですね。

 今年はどんな舞台が上演されるのでしょうか。楽しみですね。
 ぜひ3基のそれぞれの演目をご覧ください。