ぽとり~職員のコラム

2013年10月30日

観覧車の解体


 10月も下旬になり、少し寒いと感じる日が増えてきました。
 琵琶湖大橋の西側では、台風の合間を縫って、長年ランドマークとしてそびえていた大観覧車の解体が進んでいます。


 土木技術者のひとりとしては、以前より解体方法に興味がありました。
 高所での解体作業を極力なくすために、観覧車としての特性を生かし、解体部分が常に下になるように巨大な輪っぱを回しながら、大根のかつらむきのように部材を取り外していく方法を想像していました。
 遠くから解体作業の様子を見ていると、観覧車の頂上部から部材を外してクレーンで吊り降ろしていました。どうも、もう1つのクレーンで吊ったゴンドラに作業員が乗り込み、部材の接続部を外す作業を行っているようです。工事関係者は、解体中の観覧車を動かすよりもゴンドラでの作業の方が安全と考えたのでしょう。(クレーン等安全規則第73条に「・・・作業の性質上やむ得ない場合、または、安全な作業の遂行上必要な場合は、移動式クレーンのつり具に専用の搭乗設備を設けて、当該搭乗設備に労働者を乗せることができる。」とある。)
 無事に移設工事が行われ、ベトナムで活躍することを期待しています。

解体が進む観覧車