ぽとり~職員のコラム

2013年11月15日

日本一の銅鐸 里帰り中(11月24日まで!!)


 大きさ日本一の「銅鐸」が滋賀県から出土したことを知っていますか?

銅鐸とは、今から約2000年前、弥生時代に造られた青銅製の「まつりのカネ」のことです。野洲市小篠原の大岩山からは、明治14年(1881)に14個、昭和37年(1962)に10個、計24個の銅鐸が出土しました。この中のひとつが高さ134.7センチ、重量45.5キロの日本最大の銅鐸で、重要文化財に指定されています。

約130年前に出土して以来、東京国立博物館が所有しており、外部へ貸し出されたことは一度もなかったそうですが、同博物館の協力により、期間限定で出土地である野洲市銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)への里帰りが実現しました。

博物館にはこの銅鐸の他にも、大小様々の銅鐸が展示されています。一見して同じ形のように見えますが、細かい文様、装飾、穴の形状等も様々で、絵画が描かれているものもあります。

同じ鋳型から鋳造されたと考えられる「兄弟」銅鐸もあり、それが近畿地方と中国地方など遠く離れた地域で発見されたなど、歴史の謎といえる事実も詳しく説明されており、見ていて飽きません。何より2000年の時を経て発見された銅鐸が放つ青銅の輝きは目を見張るものがありました。

博物館では、まが玉や土器、埴輪、手形陶板などの作成を体験する施設もあり、屋外に出れば弥生時代の竪穴住居や高床倉庫も復元されているなど、子供から大人まで楽しむことが出来ます。

皆さんも、一度訪れてみてはどうでしょうか。日本最大の銅鐸を身近に見られるのは期間限定の11月24日までです。この機会にぜひ。

ポーズを決めるドウタク君(※本物の銅鐸は博物館でご覧下さい)
ポーズを決めるドウタク君(※本物の銅鐸は博物館でご覧下さい)


◆銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)の所在: 〒520-2315 滋賀県野洲市辻町57番地1


◆記事参考:銅鐸博物館パンフレットほか