ぽとり~職員のコラム

2014年1月27日

比良おろし


 滋賀へ赴任してから9ヶ月が経ちました。比良山系の稜線が雪で白く染まるのを見て何となく心躍るのは、雪のない地域で長く暮らしていたからでしょうか。
 冬になると、冷たい北風に凍えるようになりますが、この北風を○○おろしなんて呼ぶ地域があちこちにあります。丹沢おろし、上州おろし、阪神タイガースの応援歌にもなっている六甲おろし等々・・・。
 この「おろし」とは主に冬季に山や丘から吹き下ろしてくる風のことを言います。比良山系から琵琶湖に吹き下ろす風は比良おろしと呼ばれています。この風が強く吹くと琵琶湖は波が高くなり、比良山系の麓を走る湖西線は強風で運転を見合わせます。また、3月26日に行われる天台宗の行事の前後に吹く風は比良八荒とも呼ばれています。
 琵琶湖に吹き下ろす風としては、この他に三井寺おろしがあります。初夏の頃に主に南湖に皇子山や逢坂山から吹き下ろす風を言いまして、この風が吹くと南湖での船舶の航行には注意が必要になります。
 これから寒さは更に厳しくなりますが、比良おろしが強く吹かない穏やかな天気が続いて欲しいものです。

守山市から見た比良山系、先日の降雪でかなり白い部分が増えました。
守山市から見た比良山系、先日の降雪でかなり白い部分が増えました。