ぽとり~職員のコラム

2014年07月17日

琵琶湖に想いをよせて


 隣の県(岐阜)に居を構え早12年。滋賀県は隣の県だし、いずれは関わってみたいと思っていた琵琶湖です。また、地域の人の声を聞くことが仕事をスムーズに進めるためであり、そのためには地域の人よりも地域(滋賀県、そして琵琶湖)のことを知らないと議論にならないものです。
 私が琵琶湖開発総合管理所へ赴任して2年6ヶ月経過し、この間で感じた琵琶湖そして近江国(滋賀県)は、自然環境に富み、古来から歴史や文化の舞台となってきたところであり、奥が深く、豊かな風土とともに学ぶことが多いところというのが率直な感想です。

●【 自らが歩いて感動した滋賀県・琵琶湖 】
 これまでに、多くの職員がこの “ ぽとり ”で地域の話題を紹介してくれているように、話題に事欠きません。この2年半余りで自ら足を運んで、見たり聞いたり食べたりして、印象深く感動を受けたものの一部を羅列したいと思います。

(大津地区)
 ・大津祭りのカラクリは、サービス万点で、多くの見せ場で演じてくれるので楽しい。
 ・仕事柄、まず訪れた琵琶湖疏水。まだ近代土木施工技術(トンネル掘削機械)のない明治の時代にこれだけのトンネルをよく造れたと感心する。
 ・大津市北小松にある楊梅の滝は、気軽に拝見できると思ったら、チョッとした登山。

(甲賀地区)
 ・狸に代表される信楽焼。小型の狸の置物と湯呑を買いました。多くの方がなぜか狸を買います。
 ・「全国五大銘茶」に数えられる朝宮茶。美味しさは、その入れ方にもよるのでしょう。

(湖東・東近江地区)
 ・彦根城はさすがに国宝です。“ひこにゃん”効果もあり、人が多いです。
 ・安土城はその形を残さないが、復元天守はあまりにも絢爛豪華。

(湖北地区)
 ・向源寺(渡岸寺)の十一面観音像はなんとも美しい観音様でしょうか。
 ・長浜市の西野水道は、当時(19世紀)の人々の掘削に要した努力に感服しました。
 ・醒ヶ井の地蔵川の梅花藻は、水の冷たさと一緒に感じたい。

(湖西地区)
 ・近江聖人 中江藤樹の「五事を正す」の教えは、日常で実践したい。
 ・マキノのメタセコイア並木は、高原の農場景色を形成し、雄大さを感じた。
 ・琵琶湖周航の歌記念館は、加藤登紀子だけでなく、多くの歌手や演奏(全26曲)による周航の歌を聴くことができておもしろい。

(食べ物)
 ・多賀の「糸切餅」、草津の「姥が餅」、大津の「走り井餅」は、いずれも美味しかった。

多賀の「糸切餅」 草津の「姥が餅」 大津の「走り井餅」
多賀の「糸切餅」 草津の「姥が餅」 大津の「走り井餅」


●【 意外な滋賀県・琵琶湖 】
 琵琶湖とその周辺を主体とした滋賀県を多くを学んだなかで、意外に感じたり、面白いと感じた事項、『へぇ~、そうだったのか』と思ったことがらをメモしたい。
 ・琵琶湖は滋賀県面積の約1/6の広さ!
    → 皆さんが知っていることですね。
 ・県面積に占める自然公園(国定と県立の合計)の面積は37.3%で全国一位!
    → 琵琶湖、鈴鹿の2つの国定公園と、三上・田上・信楽、朽木・葛川、湖東の3つの県立自然公園です。
 ・日本に初めてお茶を伝えたのは、比叡山に天台宗を開いた最澄!
    → 最澄が遣唐使として大陸に渡り、唐から茶の種を持ち帰ったのが始まり。
 ・比叡山坂本ケーブルは全長2,025mで日本一長いケーブルカー!
    → 車内からの眺めは、まさにパノラマです。
 ・俳聖 松尾芭蕉の句碑が滋賀県に86もある。
    → 芭蕉は近江の国を愛し、大津市の義仲寺で木曽義仲の墓の横に眠っています。
 ・滋賀県の下水道普及率86.4%(平成24年度現在:全国平均76.3%)で全国第7位。高度処理普及率は86.0%(平成24年度現在:全国平均19.6%)で全国第1位!
    → 琵琶湖の水質を保全するために努めています。
 ・意外でした、マクドナルドの人口当たり店舗数、滋賀県が全国一位!
    → 関西圏のベッドタウンのせいでしょうか。

 最後に日頃よく目にする琵琶湖の景色を写真として掲げたい。

 大津市内の山腹から琵琶湖を望む ~古代から人々はこの大湖を見て何を思ったか~