ぽとり~職員のコラム

2014年08月19日

~澄みきった湧水の郷~ 針江生水(はりえしょうず)の郷の「かばた文化」


 湖西管理所近くの高島市新旭町針江地区には、昔から湧水を守り、清水の恵みと共に生きる人々の「かばた文化」がいにしえから脈々と受け継がれています。
 針江地区は、比良山系からの湧水が至るところからこんこんと湧き出しており、約120戸の家庭には、先祖から受け継がれた「かばた」があり、水道の代わりに水仕事に使われています。

 針江地区には針江大川が流れ、「かばた」から湧き出た水はこの川に集まり、琵琶湖に向かって流れて行きます。そのため、針江大川の流れはあくまで清らかであり、そのまま飲めそうなくらいです。子供たちはこの川で水遊びにたわむれます。

 針江生水の郷は、環境省のツーリズム大賞を今年受賞しました。特段ほかの観光地のような目玉となる建物や文化財もありません。昔から何も変わらない、ありのままの水と人の営みと暮らしがあるだけですが、年間数千人が「かばた」見学に来られるとのことです。
 みなさんも一度、針江生水の郷の「かばた」を見学に出かけてみませんか。

 「かばた」はほとんどが民家の中にあるため、見学には予約が必要になります。予約は下記の生水の郷委員会事務局が受け付けています。予約をしておくと、地元のガイドの方に親切に案内してもらえます。いくつかコースはありますがベーシックなかばた巡りはガイド料金が1,000円/人とのことです。 

 針江生水の郷委員会のHPへ