日吉ダムからの補給がなかった場合には、7月21日〜7月24日及び8月23日〜31日などには、瀬切れ(川の流れが途切れる状態)が生じたものと考えられます。
7月・8月の少雨に伴う渇水により、桂川への補給量は増大し、日吉ダムの貯水量がなくなる恐れもありましたが、利水者の協力により乗り切ることができました。 その結果、日吉ダムの貯水容量 1,600万m3 の 96%(大阪ドーム約13杯分)が利用されました。
保津川下りは、平成6年には渇水により35日間の運休がありました。しかし、平成12年には日吉ダムからの補給により、渇水による運休はありませんでした。