水温 : 調査のために採水した水の温度です。
DO : 「溶存酸素量:Dissolved Oxygen」を指し、水中に溶け込んでいる酸素の量をさします。DOは水の自浄作用、水生生物の生存に不可欠なものです。
pH : 水の酸性、アルカリ性を示す指標で、pH7が中性になります。値が小さいと酸性、大きいとアルカリ性です。
BOD : 「生物化学的酸素要求量:Biochemical Oxygen Demand」を指し、有機物汚染のおおよその指標になります。この値が大きくなると、悪臭などが発生しやすくなります。
COD : 「化学的酸素要求量:Chemical Oxygen Demand」を指し、水中の有機物などを酸化剤で酸化するときに消費される酸化剤の量を酸素量に換算したものです。
SS : 水中に浮遊している、粒子状物質のことを言います。この値が大きいと透明度などの外観が悪くなるほか、魚類のえらが詰まって死んだり、水中植物の光合成に影響します。
大腸菌群数 : 単位量あたりに含まれる「大腸菌群」の数を指します。
総窒素 : 窒素化合物全体を言い、動植物の増殖に欠かせない元素で富栄養化の目安になるものです。この値が大きくなると、赤潮・アオコを引き起こします。
総りん : りん化合物全体を言い、「総窒素」と同様に富栄養化の原因になります。りんも、赤潮・アオコの原因になります。