高時川の川模様 〜河川巡視で出会ったもの〜
【平成27年04月28日号】


 GWを目前にした今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか?
 雨続きの後は晴れの日か続いていますが、4月25日に彦根で今年初めての夏日を記録し、長浜市でも気温が25度近くまで上がったようです。
 さて高時川の状況ですが、晴れの日が続いたこともあり、若干濁りは残っているものの川の中の様子が伺えるようになってきました。
 その川の中の様子ですが、コアユやハス、ウグイといったこの時期によく見られる魚たちが元気に泳いでしました。
 4月に入った頃の肌寒さから一気に汗ばむ陽気となりましたので、こまめに水分や塩分を補修して熱中症に予防を心掛けてください。
 平成27年4月23日(木)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 平成27年4月28日(火)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 ダムダムくん  定点写真撮影場所  ニューちゃん
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
 河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。

【4月28日】高時川の堤防沿いでたくさんのこいのぼりが泳いでいました。
こいのぼり
写真 こいのぼり
(長浜市高月町雨森H27.4.28)
こいのぼり
写真 こいのぼり
(長浜市高月町雨森H27.4.28)
 高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
 また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
高時川瀬切れ発生状況
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成27年の結果は速報です。

トップページへ戻る