高時川の川模様 〜河川巡視で出会ったもの〜
【平成27年08月03日号】


 真夏日が続いている今日この頃、如何お過ごしでしょうか?
 いよいよ8月になりましたね。夏休みも残り1ヶ月を切りました。子どもたちには、宿題の進捗を気にしつつ、残りの夏休みをめいっぱい楽しんでもらいたいものです。
 さて、高時川の状況ですが、ここ10日間はまとまった雨が降っていませんが、幸いなことに瀬切れは発生していません。
 川の中の様子ですが、澄んだ流れの中、巡視をしているすべての箇所でコアユやハスが元気に泳いでいるのを見ることができました。
 先週末は全国的に気温が上昇し、湖北地域でも気温が35℃以上となった場所もあったようです。不要不急の外出は避け、冷房の適切な使用、こまめな水分、塩分補給等の熱中症対策を心掛けましょう。
 また水難事故が増える時期でもありますので、水際のレジャーを楽しむ時にはライフジャケットの着用を忘れないでください。
 平成27年7月27日(月)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 平成27年8月03日(月)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 ダムダムくん  定点写真撮影場所  ニューちゃん
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
 河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。

【8月3日】日差しを避けるように、しらさぎたちが河畔の木陰に集まっていました。
シラサギ
写真 シラサギ
(長浜市湖北町H27.8.3)
シラサギ
写真 シラサギ
(長浜市湖北町H27.8.3)
 高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
 また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
 (参考)瀬切れの判定方法について(PDF:約203kB) 高時川瀬切れ発生状況
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成27年の結果は速報です。

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