高時川の川模様 〜河川巡視で出会ったもの〜
【平成27年12月09日号】


 12月の割には暖かさを感じる今日この頃、如何お過ごしでしょうか?
 とはいいつつ朝晩はめっきり冷え込んできましたので、今年もいよいよスタッドレスに履き替えました。今年は暖冬だということなのであまり活躍する日はないかもしれませんが、車通勤の身としてはまさに“転ばぬ先の杖”ですね。
 さて、高時川の状況ですが、前回の更新時に瀬切れが解消したことをお伝えして以降、適度な降雨もあり豊かな水量の流れとなっています。。
 川の中の様子ですが、生き物の姿をほとんど見かけなくなりましたが、下流部ではまだコアユの姿を見ることができました。
 今年も残り1ヶ月を切りました。忙しい師走を元気に乗り切るためにも十分な体調管理を心掛けてください。
 平成27年12月02日(水)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 平成27年12月09日(水)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 ダムダムくん  定点写真撮影場所  ニューちゃん
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
 河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。

【12月09日】日差しが穏やかなこの日、穏やかな北湖でコハクチョウとヒシクイが穏やかに過ごしていました。ちなみにコハクチョウとヒシクイを初めて見たときは色違いかと思いました。
 
竹生島と水鳥 /><br />
    <span class=写真 竹生島と水鳥
(長浜市湖北町尾上)
コハクチョウとヒシクイ
写真 コハクチョウとヒシクイ
(長浜市湖北町尾上)
ヒシクイ
写真 ヒシクイ
(長浜市湖北町尾上)
 高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
 また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
 (参考)瀬切れの判定方法について(PDF:約203kB) 高時川瀬切れ発生状況
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成27年の結果は速報です。

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