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余呉町の「小原かごを復活させる会」主催による
地域資源及び自然環境を生かした地域活性化に関する勉強会が開催されました

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 平成21年1月27日(火)、『財団法人都市農山漁村交流活性化機構』の山村再生プラン助成金事業の一環として、「小原かごを復活させる会」主催による勉強会を開催しました。

 勉強会は、「小原かごを復活させる会」会長による、「地域資源及び自然環境を生かした地域活性化に関する取り組みなどについて、講師より事例・課題等の講演をしていただき、今後の地域活性化に関する検討に大いに参考としましょう!」との開催あいさつではじまりました。

 講演会は、23名(小原かごを復活させる会、余呉町住民、水資源機構)の参加者と講師に高島市朽木に在住の青木繁先生((有)グリーンウォーカークラブ・ネイチャーガイド・研究所 代表取締役)をお迎えして、約2時間にわたり講演と意見交換会を行いました。

勉強会の状況
勉強会の状況
意見交換会の状況
意見交換会の状況
  • 講演概要
  • ユーザーのニーズの変化や市場の変化に対応し、五感に訴えることが必要です
  • 地域に人を呼ぶためのシナリオは、地域自身によって作ることが必要です
  • 人、自然、歴史、生活文化の観点から、地域の資源を探し出すことが大切です
  • 探し出した地域資源は、単独ではなく、組み合わせて利用することを考えましょう
  • 外部資本の流入に気をつけ、偏ることなく地域まるごとで取り組むことが大切です
  • 指導者を研修などで育て、確保していくことが大切です
  • 高島市で実際に取り組んでおられる事例
  • 「森林セラピー」
  • 「中央分水嶺高島トレイル(延長80km)」
  • 「やまおやじ(今森光彦氏命名の木)」
  • 「針江のかばた」
  • お客の増加を契機として、お客を迎えるために地域自ら取り組んだ事例
  • NHK『命めぐる水辺』で紹介

 など、地域活性化のための検討や取り組み方法、課題などを事例や体験をおりまぜて、とてもわかりやすく講演していただきました。

 また、「小原かご」に対しても、材料として使用する広葉樹林の特性などから「木自体を染めて、より芸術性の高い新しいものを作ってはどうか」といった提案をいただくなど、とても有意義な勉強会を行うことができたと思います。


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