水資源機構

荒川ダム総合管理所(浦山ダム・滝沢ダム)

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荒川総管のご案内

施設の管理

 荒川ダム総合管理所では、ダムと設備の点検・維持管理を行い、ダムの機能がいつでも支障なく発揮できるようにしています。


ダム施設の点検

ダムの点検(揚圧力測定)
ダムの点検(揚圧力測定)  ダムには、日常的にあるいは地震時に様々な大きな力が加わります。その力のかかり具合を監視することは、ダムの安全を確かめるために重要な作業です。そのためにダムには様々な計測装置が設置されています。
 左の写真に写っている時計のような道具は、ダム内部に設置されており、ダムが基盤の岩盤を通して水から受ける力のかかり具合を測ることが出来る計測装置です。
「揚圧力(ようあつりょく)」・・・
  ダム湖にたまっている水によって、ダムに下から上に向かってかか  る力のことをいいます。
ゲート開閉装置の点検
ゲート開閉装置の点検  ダムには、ダムから水を流すための穴があいています。
 ダム湖に水をたくさん貯めたいときには、この穴を小さくし、ダム湖の水をたくさん流すときには、この穴を大きくします。
 そのための蛇口のような役割をはたす道具が、ゲートといわれる道具です。このゲートがいつでも正しく動くことは、ダムを管理するうえでとても重要なことです。
 左の写真は、ゲートが正しく動くかどうかの確認を行っているところです。
電気設備の点検
電気設備の点検  ダムには大雨、洪水の際に水を流したり止めたりするゲートや、下流に放流をお伝えするための警報設備等の緊急時に必要な設備が多くあります。また、停電によってダムの操作ができないと困るため、発電を行う設備も用意されています。いつ大雨が降っても対応できるように、電気設備の点検を定期的に行っています。

ダム湖の水質対策

水質調査
水質調査  ダム湖にたまっている水は、水道水をはじめとして農業や工業など幅広く使われています。特に水道水は直接人の口に入るものですので、その水が安全で良質であることは非常に重要なことです。
 ダムでは、ダム湖にたまっている水の安全を確かめるために水質の調査をおこない、いつでも安全な水を使えるようにしています。

貯水池周辺の巡視

危険箇所の巡視
危険箇所の巡視  ダムでは、左の写真のようにダム湖周辺の柵が壊れていないか、ダム湖に異常が無いかなどを確認するために、ダム湖の周りを定期的に巡回し、ダムに来られる方やダム湖の安全をいつでも守っています。
流木回収
流木回収  ダム湖には、大雨や台風によってたくさんの枯れ木や木の根などが流れてきます。このまま放っておくとダムの設備を壊してしまうおそれがあるので、回収しています。回収した流木はイベントなどで配布し、流木アートなどに利用されます。