■滝沢ダムは貯留を再開しました

洪水期の貯水池運用へ移行
滝沢ダム貯水池(上流から)
滝沢ダム貯水池の各水位(模式図)

 滝沢ダムでは、昨年7月に試験湛水を終了し、残る斜面対策工事を今年度までの予定で実施していますが、貯水池内の対策工事(アンカー工)を6月30日までに終え、洪水期に入る7月1日から貯留を再開しました。
 なお、貯水池内の標高の高い箇所での工事(法枠、鉄筋挿入工等)を9月頃まで、また常時満水位以上の箇所での工事(地下水排除工等)を年度内の予定で実施いたします。

■洪水貯留準備水位への移行

現在の雨量・貯水量

■貯水率表示の変更

 利根川・荒川水系では7月1日~9月30日が洪水期とされていますが、浦山ダムではこの間、洪水の一部を貯留(洪水調節)するための容量を確保するため、6月30日までに洪水貯留準備水位への移行を行いました。

 これから本格的な洪水期を迎えますが、一方で釣り、川遊び等で河川を利用する機会の増える時期でもあります。気象情報を各自でも常に確認し、またダムから放流の合図であるサイレンが聞こえたら直ちに安全な場所へ移動するなどし、水の事故を防ぐようにお願いします。

 荒川ダム総合管理所ホームページでは、トップページ左上の「現在の雨量・貯水量」をクリックすると雨量、水位に加え浦山・滝沢ダムの水位、貯水量、放流量等のリアルタイムデータが確認できます。

 その中で、「利水」貯水率の数字が7月1日から変わったことにお気づきでしょうか? 貯水率は、その時点の貯水量を、有効貯水容量(治水容量+利水容量)で割ったもの(「有効」貯水率)と利水容量で割ったもの(「利水」貯水率)の2通りを表示しています。浦山ダムと滝沢ダムでは非出水期(10月1日~6月30日)は、有効貯水容量は全て利水容量となりますのでどちらも同じ数字となります。しかし洪水期(7月1日~9月30日)においては、「有効」貯水率の計算の分母は非出水期と同じですが、「利水」貯水率の計算の分母(=利水容量)は非出水期とは大きく変わります。このため、例えば浦山ダムの「利水」貯水率は、6月30日に58.6%だったものが7月1日には99.3%に、滝沢ダムの方も21.6%が50.2%にと、わずか1日で増えた形となっています。

H19.9.7 台風9号接近時の荒川運動公園付近

H19.9.7 台風9号接近時の滝沢ダムの状況