事業所名:千葉用水総合管理所

講演名称
(施設見学の場合は施設
見学と記載)
     そらからみた印旛沼〜未来へのメッセージ〜
       【講師 近藤昭彦先生(千葉大学環境リモートセンシング研究所)】
実施日時 平成26年12月13日(土)
13時30分〜16時00分
天 候    晴れ
実施場所      ミレニアムセンター佐倉
主催者     【主催】特定非営利活動法人水環境研究所  【共催】佐倉市 
     【後援】千葉県、八千代市、印旛沼流域水循環健全化会議、印旛沼環境団体連合会、環境パートーナーシップちば、
          印旛沼流域圏交流会
機構の参加形態      聴講
参加者数     数十名 うち、機構対応
(参加)者数
    3名
実 施 内 容
・講演は、過去から現在までの印旛沼流域の変遷について空撮写真を交えながら行われるなか、過去の印旛沼流域を理解するために、氷期と間氷期サイクル(20万年前以降)、行基図(8世紀頃)、利根川東遷(17世紀以降)の説明や明治以降については地形図(フランス式、ドイツ式)から印旛沼流域の土地の性質や土地利用を読み取るなどの説明が行われました。
・また、近年では飛行機や衛星観測の発達により空から広範囲に空撮をすることで印旛沼流域の植生観測などがより詳細に把握可能となり、今後印旛沼流域の四季折々の自然豊かな風景(谷津田、湧水など)をどのように残していくかなど提案がありました。
・参加者からは、谷津田を残すための具体的な取り組みや、高齢者社会到来で自然環境保護の活動に従事できる者が減少するなか、どうやって若者に当該活動を伝承していくべきか、また近藤講師が実施しているラジコンヘリコプターについて、空撮以外にも幅広く活用して欲しいなどの色々な意見が出され、約2時間半の講演会が終了しました。