平成27年6月18日（木）に、東総広域水道企業団からの呼びかけにより合同で笹川取水口周辺の清掃活動を実施しました。

　東総用水の水は、利根川から取水した後、黒部川を流れ笹川取水口で取り入れているほか、黒部川の水は黒部川貯水池として水道水源の役割も担っています。このため、より良い水道水源を確保することを目的に東総広域水道企業団から14名、東総管理所から4名が参加し、限られた時間での作業でしたが額に汗を流しながら多くのゴミの回収や草刈りを行いました。

　黒部川貯水池は、流域の市街化等により水質が悪化したため、現在、利根川の余剰水を導水し貯水池の流動化を図るなどの水質改善対策を行っており、以前に比べ改善されてきましたが、依然悪い状況となっています。

　今回の活動が水源池の保全や水質改善、地域住民への啓発に繋がることを期待します。