「ナガエツルノゲイトウ」の駆除作業に参加しました。
 
 真夏の日差しが厳しい7月27日、千葉用水総合管理所では、八千代市内の桑納川(かんのうがわ)で行われた、特定外来生物(植物)「ナガエツルノゲイトウ 」の駆除作業に参加しました。
 
今回の作業は、印旛沼流域の再生を目的として、学識者、市民団体、行政機関など印旛沼に関係する者で構成された「印旛沼流域水循環健全化会議」を調整役として、千葉大、東邦大、環境パートナーシップちば、千葉県、千葉市、八千代市、印旛沼土地改良区らから約30名が参加、千葉用水総合管理所からも6名の職員が参加しました。
 
 駆除作業を行った桑納川は、印旛沼に通じる新川(印旛疏水路)に流れ込んでいますが、新川との合流付近には、特に群落として繁殖しています。
「ナガエツルノゲイトウ 」は、南米原産で、水辺に繁殖する植物ですが、繁殖力が強く、生態系を脅かすばかりでなく、洪水時に流出した群落が大和田機場にまで流れると、排水運転に支障となる事態が発生することになります。
 
作業は、水域班、陸域班、水上班と3班に分かれ、約2時間行いましたが、今後も群落が再発生することを抑制するため、継続しての駆除作業が予定されています。