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霞ヶ浦の生い立ち

 首都・東京から約60km,茨城県の南東部に位置する霞ヶ浦は、日本第2位の湖面積をもつ淡水湖で、その特徴としては、湖面積に比べて水深が浅いことです。そして、霞ヶ浦は古代から様々に様相が変化してきた湖でもあります。
  約6,000年前の霞ヶ浦は、現在の利根川下流部や印旛沼、手賀沼などと一つながりの入海の一部でしたが、その後、利根川が運んだ土砂の堆積や海の影響で、徐々に海から切り離され、今日のような湖が形成されました。 


霞ヶ浦の概要
湖 面 積 約220ku 西浦172ku、北浦36ku
常陸利根川他12ku
湖 岸 線 約252km 西浦122km、北浦75km
常陸利根川他55km
湖 容 積 約8.5億m3 Y.P.+1.0m時
最大水深 7.3m 平均水深4m
 
霞ヶ浦湖の地図
霞ヶ浦は、西浦、北浦、外浪逆浦の3湖沼および常陸川、北利根川、鰐川の3河道から成る一級河川=常陸利根川の呼称です。
流   域
流域面積 2,157ku 茨城県総面積6,090kuの約1/3
流域内の市町村 24市町村 茨城県17市4町1村、
千葉県1市、栃木県1町
湖周辺の市町村 13市町村 茨城県10市1町1村
千葉県1市
年間平均降水量 1,281mm 平成13年〜平成22年の流域平均

湖の利用

 霞ヶ浦流域の気候は、東日本型に属し、冬には「筑波おろし」と呼ばれる北西の季節風が強く、晴天の日が続き降雨量が少なく、夏には南東の季節風が卓越して降水量も多いのが特徴です。気温は、山地を除いて流域内での地域差は小さく、年間平均気温は13℃前後です。年間平均降水量は1,281mmと、全国平均1,564mmに比べると降水量の少ない地域です。

水の郷を悩ませた洪水と塩害

 霞ヶ浦周辺は低平地であり、水はけが悪いことからしばしば洪水に悩まされてきました。また、海が近く潮の干満の影響を受けることから、塩害・干害に見舞われてきました。特に、昭和13年・16年の洪水や被害面積約1,140haにも及んだ昭和33年渇水による塩害では、霞ヶ浦周辺に大きな被害が生じました。

急速に都市化が進む流域

 霞ヶ浦の流域は、茨城県、千葉県、栃木県の24市町村にまたがり、その流域面積は茨城県総面積の約1/3に相当する2,157ku、流域内人口は約97万人(H22)に及んでいます。 流域は農耕地として開け、水田と畑地、レンコン田、養豚、コイ養殖等が代表的な産業になっています。 流域における農業は、江戸時代以降、本格的に営まれるようになりましたが、低平地に開拓された地域であり、長い年月にわたり洪水との闘いが続けられてきました。また、第一次、第二次世界大戦を契機とする食糧増産のため沿岸各地で新田開発(干拓)が進められ、現在も下流一帯は関東でも有数の穀倉地帯となっています。 その一方、昭和30年代後半に始まる高度経済成長に合わせて、鹿島臨海工業地帯や筑波研究学園都市の建設、常磐自動車道や東関東自動車道の整備が行われ、流域での都市化が進んでいます。

霞ヶ浦の自然環境

 霞ヶ浦の湖岸沿いには、カサスゲーヨシ群落等の湿物生植物群落やヨシ、マコモ等の抽水植物群落が広く分布しているほか、アサザ群落やヒシ群落などの浮葉植物も分布しています。平成8年度から平成22年度に行った植物調査では、約350〜450種の植物が確認されています。これらの水辺の植物は、水鳥の営巣や魚の産卵場所など多くの水辺の生物を育む母体となっています。
 また、霞ヶ浦の鳥類としては、平成8年度以降の現場調査で、約70〜90種の鳥類が確認され、その中には、越冬のため渡来するオオハクチョウ、ヒシクイや夏に繁殖のために渡来するチュウサギ、オオヨシゴイ、霞ヶ浦周辺を生息環境として1年を通じて確認されるオオタカ、ハクセキレイ、オオセッカ、コジュリンなどの貴重種も確認されています。このほか、昆虫や哺乳類、魚類や底生動物など多くの生物が確認されており、霞ヶ浦とその周辺は、貴重な自然環境であるといえます。

   
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