武蔵水路改築事業 武蔵水路の概要

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武蔵水路の現状と課題

通水機能の低下

地盤沈下や老朽化により通水能力が約30%低下

武蔵水路は、広域地盤沈下に伴い水路全線が沈下したことによる通水断面の減少や水路縦断勾配の変化、コンクリートライニングの表面剥離や段差の発生などにより、通水が阻害され流下能力が低下しています。

老朽化による水路の崩壊、導水停止、第3者事故発生の危険性が増大

コンクリートライニング背面の堤体土が流出して空洞ができ、コンクリートライニングの継目の段差が多く発生しています。空洞がさらに拡大すれば水路自体が崩壊する危険もあり、崩壊した場合には復旧のため長期に渡る導水停止が見込まれるほか、水路崩壊に伴い隣接する道路や家屋などへの被害や影響も懸念されます。

武蔵水路の沈下・老朽化による変形状況

施設の耐震性

震度分布図武蔵水路は、昭和30~40年代に建設された施設で、近年の大規模地震を想定した耐震設計は行われておりません。
中央防災会議首都直下地震対策専門調査会が平成16年11月に公表した「予防対策用震度分布図」によると、首都圏で想定される最大級の地震において、武蔵水路が位置する地域では震度6強の揺れに達する可能性が指摘されています。
このような大規模地震が発生したときには、施設の耐震性が不足していることから、水路や付帯施設に甚大な被害が発生する恐れがあり、この場合には長期の通水不能や周辺地域への被害、影響が予想されます。
また、内水排除の機能が損なわれることにより、その後の出水に対して対応できないことが懸念されています。

水路周辺の内水排除

出水による被害状況武蔵水路の周辺地域は、都市化の進展により保水機能などが低下し、降雨が地表に貯まり流出量が増加しています。また、最近は、局所的な集中豪雨により、急激な河川の増水や市街地・農地の冠水が発生する危険も増えています。
武蔵水路は、都市用水の通水に支障を及ぼさない範囲で暫定的に内水排除を行っていますが、水路構造の制約などから直ちに排水操作に移行できない場合もあり、内水排除機能の強化が求められています。

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