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おしえてダムのこと おしえてダムのこと おしえてダムのこと
下久保ダムの情報 > 水と川とダムのおはなし【キッズコーナー入口】 > おしえて!ダムのこと【目次】 > Q6
Q&A
 
[Q6] :なぜ大雨が降るとダムから水を流すの?
 
[A6]:川が溢れない水量に減らして流しています。

 ダムは洪水を全て貯め込むためにあるものだ、と思いがちですがそれは誤りです。

  多くのダムの場合、大雨が降ってダムに流れ込む水の量が増えても、下流の川が溢れない程度の水量であればそのまま流すことになっています。しかし、下流の川が溢れてしまいそうな水量に増え続けると、ダムは溢れない水量に抑える役割をします。これが洪水調節です。

  ダムで水量を抑えるとき、抑えた分だけダムに水が貯まり貯水量が増加します。雨が止んで川の水が引き始めると、それまで貯め込んでいた水を加えながら流し、次の大雨に備えます。

  ダムは、大雨が降って一気に流れる危険な水を貯め込み、安全な水量に減らしながら時間を掛けてゆっくり流しています。


洪水調整中 川が溢れない流量
▲洪水調整中の下久保ダム ▲川が溢れない流量(上武橋地点)

 
ダムマニア

 下久保ダムの洪水調節方式は「不定率放流方式」と言われ、俗に「なべ底カット」と呼ばれています。我が国では、下久保ダムや真名川ダムなどに採用されている大変珍しい洪水調節方式です。

 この方式は、限られた洪水調節容量で最大の洪水調節効果を上げることができますが、降雨予測や河川への流出予測の精度に左右されるため難易度が高く、きめ細かい予測とそれに合わせた操作が必要です。



●洪水調節

下久保ダム地点において、ダム上流から流れ込む2,000m3/s(計画)うち
1,500m3/sをダムに貯め込み、残りの500m3/sをダム下流に放流します。


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