水資源機構 利根導水総合事業所
 
 
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利根導水の役割
第1の役割−利根川の水を東京へ!

戦後、東京では人口の集中や水道の急速な普及により、水の需要が増大しました。
それに加え、昭和30年代からは深刻な日照りが続いたため、東京オリンピック直前の昭和39年には、水不足はピークに。真夏の首都は、東京砂漠といわれるほどのパニック状態となりました。
この水不足を解消するため、水量の豊かな利根川の水を首都圏に送ることが国の方針として決定されました。
昭和39年、利根川の水を荒川に送るための武蔵水路、荒川から水をとるための秋ヶ瀬取水堰、東京都へ水を送るための朝霞水路がつくられ、建設中の昭和39年8月25日から緊急通水を開始して首都圏を渇水から救いました。

現在では、東京都水道局の約4割、埼玉県企業局の約8割の給水エリアの方々へ水道用水を送水しています。

みずきとコップ
第2の役割−取水口の統合!

江戸時代、利根川には見沼代用水や葛西用水など8つの農業用水取水堰が作られました。しかし、それぞれの取水口は河床の低下などにより、計画的な取水が行えず、日照りによる利根川の水位が低下した際には、水不足の問題が起こりました。
この水不足を解消するため、これらの取水口を合口して近代的な取水施設利根大堰がつくられ、取水の安定化・合理化を図りました。
現在では、群馬県、埼玉県から東京都に広がる約29,000ヘクタール耕地の水配分を計画的に行っています。

みずき命を育てる水
第3の役割−隅田川の水をきれいに!
武蔵水路が荒川に運んだ利根川の水の一部が、新河岸川を経て隅田川に注ぎ込まれ、隅田川の水質浄化に役立っています。
河川水を浄化用水として導水し、水質汚濁に悩む河川を浄化する試みとしては日本では最初のものです。
 
 
 
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