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サケの一生

みずき川の中

 秋から冬にかけて、北海道や東北などの北日本の川に、サケが産卵のため遡上してきます。ご存知のように、利根川にも多くのサケが遡上します。
 河口から遡上してきたサケは上流の産卵場所を目指します。そして、産卵場所にたどり着くと、メスは尾びれで川底の砂利を掘って産卵床を作り、2,500〜3,000個もの卵を産みます。産卵後、メスは卵を自分の体でおおって守りますが、体力の消耗が激しく1週間前後でその生涯を終えるそうです。

 さて、ふ化したサケの稚魚は、卵に含まれる卵黄を吸収して水中に浮上し、活発に餌をとりながら海へ下ります。海へ下ったサケたちは、日本からはるか遠くのベーリング海からアラスカ湾までの広い海を大回遊しながら、どんどん成長していきます。大人のサケになるまで約1万キロメートルもの距離を回遊すると言われています。

 そして、成熟期に近づくと、なんと不思議なことに自分の生まれた川を目指して泳ぎはじめます。どのようにして、サケたち広大な大海原のなかから古里の川を探し当てるのでしょうか。実は、詳しいことはまだわかっていません。そんなところがサケの神秘的なところなのかもしれませんね。

 
 
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