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秋ヶ瀬取水堰あれこれ
 埼玉県志木市にある秋ヶ瀬取水堰(あきがせしゅすいせき)は、東京都や埼玉県の水道用水・工業用水を取り入れるために、荒川の水位を一定に保つことを目的とした施設として建設され、完成から50年以上が経過しました。
 今回は、普段目にすることがない秋ヶ瀬取水堰の一面についてご紹介します。
 
現在の秋ヶ瀬取水堰

 秋ヶ瀬取水堰は、4門のゲート操作により荒川の水位を堰上げ水位を一定に保ち、水道用水・工業用水を安定的に取水できるよう操作をしています。
 洪水時は、全てのゲートを開けることにより、水を下流へ安全に流します。
現在の秋ヶ瀬取水堰
 
整備時の秋ヶ瀬取水堰

 秋ヶ瀬取水堰のゲートは、約20年前に毎年1門ずつ水中から引き上げ、普段は水中にある部分の整備や塗装を行っています。ゲートを水中から引き上げる際は、上流側に修理用の仮ゲートを一時的に設置して、水を堰き上げています。
整備時の秋ヶ瀬取水堰
 
建設時の秋ヶ瀬取水堰(昭和39年)

 現在では水中にあるため見ることが出来ない、秋ヶ瀬取水堰上流側の貴重な写真です。
 なお、建設後のゲート整備は毎年1門ずつ行っていますが、建設時は約1年という短期間で全てのゲート据付を行いました。
建設時の秋ヶ瀬取水堰(昭和39年)
 
時代を物語る機械

 秋ヶ瀬取水堰は、写真の機械によりワイヤロープを巻き取り、動かす方式のゲートです。
 これは管理開始から使い続けている機械で今も現役です。当時この機械を製造した工場は既に取り壊され、今は大阪の某テーマパークの敷地となっています。
時代を物語る機械
 
大きな設備の小さな技術

 写真の中央に写っているのは、ワイヤロープを巻き取るドラムという部分です。同じように見えますが、実は左右のドラムで直径が僅かに1mmだけ異なっています。
 長さが34mもあるゲートですが、1台のモーターで左右のワイヤをバランスよく動かすため、このような構造となっています。
大きな設備の小さな技術
 
欠かせないメンテナンス

 秋ヶ瀬取水堰は古い設備ですが、定期点検や給油等のメンテナンスを適切に行いトラブルなく稼動しています。

 今後予想される大規模地震に備え、平成29年度より耐震補強等の工事が始まる予定です。これからも適切な管理により施設の長寿命化を図ります。
欠かせないメンテナンス
 
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