環境対策
アユ遡上調査
アユの遡上
”遡上(そじょう)”とは、魚が海から、流れに逆らって川を上がってくることです。
調査の場所 | 利根川の河口から18.5km地点にある、利根川河口堰の魚道 (魚道とは、水門が閉まっているときも魚が遡上できるように作った、魚専用の通り道のこと。魚道の詳細については、魚道の役割等をご覧下さい。) |
調査の方法 | 魚道に網を張って魚を捕まえたり上から観察したりして、遡上してくる魚の種類や数を調べます。 |
調査する時期 | 3月中旬から5月末にかけて、週1回くらい調査します。 |
アユが来た? | 平成30年の調査では、3月28日の6時から7時までの間に461尾(右岸魚道)のアユの遡上が観察により確認されました。このことから、アユが遡上を始めたことが分かりました。 なお、当日の6時から18時までの間では、4,193尾(左右岸魚道合計)のアユの遡上が確認されました。 これまでのアユの遡上確認日 ・平成20年 3月 8日 ・平成24年 3月16日 ・平成28年 4月 6日 ・平成21年 3月20日 ・平成25年 3月29日 ・平成29年 3月22日 ・平成22年 4月 9日 ・平成26年 3月28日 ・平成30年 3月28日 ・平成23年 4月 4日 ・平成27年 3月18日 |
「アユが来た」とする目安 | 利根川河口堰管理所では、次のとき、アユが遡上を始めたと判断しています。 ・1時間で10尾以上、観察できたとき ・1日に100尾ほど、網で捕まえたとき |