1. トップページ
  2. 環境対策
  3. 魚道の役割等

環境対策

魚道の役割等

魚専用の通路−魚道

利根川河口堰付近には、アユやサケなどのように回遊する習性をもった魚たちがたくさんいます。この魚の通り道になるのが、左右両岸にある魚道と調節ゲートです。魚道は「呼び水式階段魚道」で、ゲートが閉鎖しているときに主に小〜中型魚に利用されるものです。
調節ゲートから放流しているときには、写真のように水面が連続しているので、ハクレンのような大型魚により利用されることがあります。
制水ゲートから放流するときにも河床付近からの放流のため、深い所を泳ぐ大型魚(サケ)に利用されていると思われます。

利根川河口堰の魚道

左岸魚道
幅は7.5m、7門のフラップゲートと7つのコンクリート隔壁を取り付けてあり、堰の上下流の水位差に関係なく一定の流速となるように調節し、魚の遡上を助けています。
右岸魚道
中央に魚を誘導する呼び水ゲートを有し、その両側に水路幅1.5m、4門のフラップゲートを取り付けてあり、堰の上下流の水位差に関係なく一定の流速となるように調節し、魚の遡上を助けています。
元々は左岸側と同じ形式でしたが、平成21年度末に多自然魚道を併設した新しい魚道が完成し、運用しています。


左岸魚道全景

右岸魚道全景(左側は多自然魚道)


ハクレンの遡上(平成14年5月)

調節ゲートからの放流状況

「呼び水式階段魚道」ってなに?

利根川河口堰の近くでは、潮の満ち引きにより水位が約1.5mも変化します。この落差では、子供のアユは上ることができません。そこで、水位差が10〜15cmになるように、なだらかな階段式の魚道に工夫。
また、魚道の下流側(海側)に、魚道を流れてくる水とは別に勢いのある水の出口を作ることで、魚たちを引き寄せます。これを「呼び水」と呼んでいます。
こうすることで、魚たちが魚道を通ってスムーズに遡上することができるようになります。


もっと質問したい