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河口堰だより


季節の話題−春

管理所周辺で咲き乱れる桜

  毎年4月になると、利根川河口堰管理所周辺ではソメイヨシノが咲き乱れ、訪れる人々の目を楽しませてくれます。中には植えられてから年数の経った木もありますので、見応えがあります。
 下の写真は、平成29年度に撮影したものです。駐車場もありますので、この季節には管理所まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

アユ(鮎)の遡上、ハクレンのジャンプ

  利根川河口堰では、利根川を遡上・降下する魚類の通り道として堰の左右岸に階段式魚道を設置しています。また、利根川を遡上する魚を堰上流部へ誘導するために、河口堰の調節ゲートにおいて平成20年からアユ等の遡上する春期に誘導放流操作を実施しています。
  ところで、春に遡上するのは稚アユと呼ばれる小さな魚が主体ですが、ひときわ大きな魚が豪快にジャンプするのを見ることがあります。この魚が「ハクレン」で、中国原産の大型淡水魚ですが、日本で自然繁殖が確認されているのは利根川・霞ヶ浦くらいだそうです。
 ハクレンのジャンプは、隣の常陸川水門が開いた後に、利根川河口堰の魚道や調節ゲートの下流側で見ることができます。場合によっては、何十、何百というハクレンが次々に飛び跳ねることがあり、圧巻です。

     
                 左岸魚道を遡上するハクレン (平成25年5月)

     
                 9号調節ゲート(左岸側)上を遡上するハクレン(左右とも、平成28年5月)

     
     右岸側魚道を遡上するハクレン(平成25年5月)       右岸側魚道入口に集まっているハクレン(平成25年5月)

季節の話題−夏

水の週間イベント

 毎年、水の週間(8月1〜7日)内の日曜日に、年に1回の大きなイベント「河口堰フェスタ」を開催しています。
 実施内容は毎年少しずつ変わりますが、楽しみながら利根川河口堰の役割を学べる内容となっておりますので、皆様のお越しをお待ちしております。

季節の話題−秋

サケ(鮭)の遡上

  利根川は、サケの遡上が見られる自然豊かな河川です。利根川河口堰(利根川河口から約18.5km)付近では、例年10月頃からサケが遡上しています。
  秋期の利根川河口堰では、春期と同様に、 魚道と隣接する水門(調節ゲート)を下げてサケの遡上を手助けする誘導放流操作を行い、サケが遡上しやすい環境を創り出しています。
 利根大堰(利根川河口から約154 km)で見られるサケは、きっと利根川に入って最初にこの利根川河口堰を遡上していった魚たちなのでしょう。
※ サケの遡上数は、水資源機構 利根導水総合事業所で管理している利根大堰で調査し、ホームページで公表しています。

   
     
                   誘導放流により調節ゲートの上を遡上するサケ(平成24年11月)

季節の話題−冬

強い季節風と少ない雪

  利根川河口堰周辺は、河口のある銚子沖を暖流の黒潮が流れていることもあり、冬でも比較的暖かいのが特徴です。しかし、利根川の上流から下流へ吹き抜ける季節風はとても強く、この時期に初めて来られた方は、川面を吹く冷たい強風に驚くかもしれません。
  雪が降る日はそれほど多くなく、積雪ともなれば滅多にありません。東京都心で大雪が記録されても、利根川河口堰周辺は大雨で出水対応に追われた、なんてこともあります。
  ところが、平成25年1月28日、利根川河口堰付近は下の写真のように一面雪景色となりました。この日、東庄町に隣接する銚子市では5cmの積雪を観測しましたが、この記録は39年ぶりのことでした。


     
                雪の利根川河口堰                        雪の利根川河口堰管理所