管理事業の概要

安全で安定した水をお届けします。

 香川用水の水量は、必要最小限で計画しており、取水した水は適正に配水されなければなりません。そのため取水から配水まで一貫性のある高度な水管理が要求されることから、データ通信システムによる水の集中管理方式を採用し、取水量、水路流量、水路の水位、主要分水工の流量など必要な情報を管理所で収集及び記録し、主要なゲート操作を行なうことで合理的な水管理を行っています。
また、管理所では、皆さんに必要な水を安定的にお届けするため、水路内に入ったゴミの除去や施設が壊れていないかの確認のための巡視作業を行なっています。


管理所内操作室における配水管理

分水工操作

 香川用水は、四国中央を流れる吉野川から水を香川県に取り入れています。吉野川は、四国四県にまたがる大河川で四国三郎とも呼ばれています。
 昔は、讃岐山脈をはさんで、南側の吉野川の周辺では何度も大きな洪水があり、北側の香川県では水が不足して、吉野川周辺の人も香川県の人も困っていました。
 そこで、吉野川流域の安全を守り、また、水を蓄えてその水を四国の人たちが利用するため、昭和30年代に吉野川総合開発が具体化され、 早明浦ダム池田ダム、香川用水などの建設が計画されました。
 これが、吉野川総合開発事業と呼ばれるものです。その計画の一環として香川用水が建設され、早明浦ダムで蓄えられた水のうち、 年間2億4,700万立方メートル を池田ダムの湛水域に計画した取水工から香川県に導水し、農業用水、水道用水、工業用水として昭和50年から現在まで利用されています。


香川用水取水工

 用水事業の主要経過

昭和43年7月16日 基本計画一部変更閣議決定(香川用水、池田ダム追加)
昭和43年8月1日 香川用水調査所設置
昭和43年10月1日 香川用水建設所設置
昭和49年6月1日 暫定通水(水道水用)開始
昭和50年4月1日 香川用水管理所発足
昭和56年3月31日 国営香川用水事業完成
平成11年9月27日 香川用水総合事業所発足
平成11年11月18日 香川用水緊急改築事業工事着工
平成18年3月31日 香川用水緊急改築事業共用施設工事完了(水路補修等)
平成21年3月31日 香川用水緊急改築事業専用施設工事完了(調整池建設等)
平成21年4月1日 香川用水管理所に移行