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2014年度の記事

■2015/03/30 水際コンサート

 NPO法人新町川を守る会の人気イベント、「水際コンサート」に行ってきました。毎月最終金曜日の夜に、新町川水際公園(両国橋北詰)ボートハウスで開かれています。川の上から夜景を眺めながら、屋外コンサートと食事を楽しむことが出来ます。なんと贅沢なイベントでしょう。

 当日は、今年最初のコンサート(真冬は食事のみ)で、拓郎・陽水などの懐かしいフォークソングが会場に流れました。お客からのリクエストにも答え、大いに盛り上がりました。

 宴席では、顔なじみが和気あいあいと語り合っています。地元の方と素敵な交流をされてはいかがですか。

会場は盛況
会場は盛況
懐かしいフォークソング
懐かしいフォークソングが流れました
メインディッシュはおでん
今日のメインディッシュは熱いおでん
遊覧船が宴席に
遊覧船が宴席に変身
素敵なイルミネーション
素敵なイルミネーション
徳島の夜は更けゆく
徳島の夜は更けゆく

■2015/03/27 サクラ前線到来

 暖かいそよ風が気持ちいい陽気です。駐車場のソメイヨシノにも、やっと小さな花びらが。 サクラ前線の到来です。出会いや別れのこの季節には、やはりサクラが似合います。 間もなく見頃を迎えそうです。

駐車場のソメイヨシノ
駐車場の3本のソメイヨシノ
まだつぼみばかり
まだまだつぼみばかり
やっと咲いてきました
やっと開いてきました

■2015/03/24 ひょうたん島クルーズ

 徳島市内を流れる新町川(しんまちがわ)と助任川(すけとうがわ)に囲まれた中州は、その形から「ひょうたん島」と呼ばれています。徳島駅や徳島城跡がある、徳島市の中心地でもあります。

 ここに、全国でも珍しい無料の遊覧船「ひょうたん島クルーズ」が運航しています。「新町川を守る会」が運営していて、保険料200円を払えば、快適な水上散策が楽しめます。両国橋詰めにある、新町川水際公園(みずぎわこうえん)から発着します。

 ライフジャケットを着けて船に乗り込むと、船旅の始まりです。船は大きく時計回りに進みます。三ツ合橋(みつあいばし)という、三方から水上で交差する、珍しい橋を過ぎて助任川に入ります。川岸の緑地には、早咲きのサクラ「ハチスカザクラ」が散り染めの姿を見せていました。

 再び新町川に入ると、船旅も終盤、県庁前のヨットハーバー「ケンチョピア」のヨットの群れを通過すると、水際公園に到着です。約20分間の楽しい船旅を楽しまれてはいかがでしょうか。

ひょうたん島クルーズ
ライフジャケットを着けて
ひょうたん島クルーズ あわぎんホール
あわぎんホールを通過
ひょうたん島クルーズ 佐古大橋
佐古大橋を通過
ひょうたん島クルーズ 助任川
助任川に入る
ひょうたん島クルーズ ハチスカザクラ
ハチスカザクラは散り染め
ひょうたん島クルーズ ハチスカザクラ
一足早いお花見
ひょうたん島クルーズ
快適なクルージング
ひょうたん島クルーズ 末広大橋
末広大橋を遠望
ひょうたん島クルーズ 眉山と県庁とケンチョピア
眉山と県庁とケンチョピア
ひょうたん島クルーズ ヨット
ヨットが並ぶ風景

■2015/03/23 防耐震岸壁と掃海母艦

 国交省と県が、徳島市東沖洲(ひがしおきのす)で整備していた耐震岸壁が完成しました。巨大地震に耐え得る強度があり、超大型船舶が接岸可能で、災害時の物資輸送拠点として活躍が期待されます。完成当日は、海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」による緊急物資の搬入訓練がありました。

 その後は「ぶんご」の一般公開があり、大勢の見学者が訪れました。この船は、機雷を除去する掃海艇(そうかいてい)の母艦として、燃料補給や物資運搬に活躍しています。広大な収納スペースを活用して、東日本大震災やトルコ地震の救難支援活動にも活躍しました。これからも頑張ってほしいものです。

耐震護岸と掃海母艦「ぶんご」
完成した耐震護岸と掃海母艦「ぶんご」
見学者
大勢の見学者
係維機雷
係維機雷
水中に係留して船に触ると爆発します
沈底機雷
沈底機雷
海底に沈めて船が近づくと爆発します
速射砲
速射砲
浮かんできた機雷を撃って爆破します
後部甲板
後部甲板
ヘリコプターが着艦できます

■2015/03/23 西側広場を整備しました

 管理所の西側に小さな広場があります。四阿(あずまや)や記念碑、慰霊碑などがあり、河口堰施設の説明看板が設置されていましたが、老朽化と昨秋の台風で壊れてしまいました。

 この度、説明看板を分かり易いものに付け替えました。同時に、記念碑周りに玉砂利を敷き詰めて景観美化に努めました。これからも地元の方の憩いの場として、親しまれてほしいものです。

西側広場
美しくなった西側広場
説明看板
分かり易い説明看板
記念碑
記念碑
看板
なんと看板は両面なのです

■2015/03/19 防災倉庫を設置しました

 旧吉野川河口堰管理所の玄関横に防災倉庫を設置しました。  地震や風水害、またこれに限らず、施設に異常が発生した場合には必要な資機材を即座に現地へ搬入し、初動対応する必要があります。

 これまで、資機材は少し離れた資材倉庫や管理所内などに分散して格納していましたが、重要度や優先度の高いものを防災倉庫に収めるとともに、倉庫前に駐車した軽トラックにて資材を速やかに持ち出せるようにしました。

 私たちの願いはこの「防災倉庫」の出番がないことに尽きますが、万が一の際には円滑な初期行動を取ることが出来るよう、防災訓練などを通じて防災力の強化に努めて参りたいと思います。

防災倉庫 防災倉庫と軽トラック

■2015/03/18 ご近所の春

 ぽかぽか陽気の今日この頃、管理所のご近所にも春の便りが次々と。もうすぐ4月ですね。

ハクモクレン
ハクモクレン
ハクモクレン
ハクモクレン
ボケ
ボケ
ツクシ
ツクシ
ハナニラ
ハナニラ
プリムラジュリアン
プリムラジュリアン

■2015/03/17 菜の花畑

 吉野川左岸の第十樋の河川敷には菜の花が咲いていました。もう季節は春、少しずつ暖かくなっています。お彼岸も間近、桜の便りが楽しみです。

菜の花畑
菜の花畑 菜の花

■2015/03/16 地震防災訓練を実施

 平成27年3月11日(水)、旧吉野川河口堰管理所において地震防災危機対応訓練を実施しました。4年前に東日本大震災が発生したこの日に、職員の防災意識の向上を図るためのものです。

 本社での防災講演会を、水機構の各事務所にWEB配信し、多数の職員が同時に聴講するという画期的な取組です。

 講師は、4年前の震災時に、東北地方整備局で防災課長をされていた、熊谷元課長です。実体験に基づいた貴重な講演を聞く事ができました。

 整備局として、防災を想定した諸々の準備はあったが、役に立つものもそうでないものもあった。防災ヘリコプターを、被災直前に急遽発進させて、情報収集に使用できたのは、普段の訓練と、各自の使命感によるものであったこと。非常の際の判断の困難さ、組織を動かすのは、最終的に人と人との繋がりであること等を分かり易く伝えていただきました。防災業務に携わる職員としても、非常に有意義な講演でした。

 今後とも、地震時のみならず、防災対応に係る訓練を積み重ね、適正な管理業務と安全確保に努めていまいります。

地震防災訓練 地震防災訓練

■2015/03/04 長原渡船(ながはらわたしぶね)

 今切川(いまぎれがわ)の河口に、板野郡松茂町長原と徳島市川内町米津(よねづ)を結ぶ、長原渡船があります。吉野川水系に残る最後の渡し船です。この路線は県道の一部を構成することから、松茂町が徳島県から委託されて運航していて、運賃は無料です。

 船は長原漁港に駐在していて、6:30~18:30まで運航します。対岸までは350mほどですが、陸路だと大きく迂回しなければなりません。今でも通勤・通学の重要な交通手段です。

 漁港の乗り場には、2隻の船が泊まっていました。「第一今切丸」と「第二今切丸」です。どちらも定員は14人、自転車通勤の学生のために、自転車ごと乗船できます。出発して向こう岸に着くまでわずか3分間ほど、いつまでも地元の航路として頑張ってほしいものです。

長原漁港の乗船場
長原漁港の乗船場
第一・第二今切丸
第一今切丸(奥)と第二今切丸(手前)
お客さんと船長さん乗船
お客さんと船長さん乗船
米津へゴー!
米津へゴー!
お帰りなさい
お帰りなさい
いざ出発!
いざ出発!
あっという間に到着
あっという間に到着
米津側の様子
米津側の様子

■2015/02/24 ドイツ館

 鳴門市の大麻町にドイツ館があります。第一次世界大戦で、日本はドイツと中国の青島(チンタオ)で戦いました。戦勝国の日本に、多くのドイツ兵俘虜(ふりょ)が連れて来られました。国内の収容所に入れられた俘虜のうち、四国にいた約千人が、ここ鳴門市の板東(ばんどう)俘虜収容所で3年間過ごしたのです。

 収容所では、俘虜の人権が尊重され、できる限り自主的な運営を認めたため、自由で快適な生活ができました。講演・スポーツ・音楽・演劇などの文化活動も盛んに行われました。俘虜たちは地域の住民から「ドイツさん」と親しみを込めて呼ばれ、温かい交流がありました。

 とりわけ、ベートーベンの「交響曲第九」を国内で初めて演奏したことは、この地を「第九のふるさと」と呼ぶことにもなりました。ドイツと鳴門市の間には、今でも国際交流が続いています。この交流は間もなく100年を迎えます。

ドイツ館全景
ドイツ館全景
演奏会の再現
演奏会の再現
可愛い合唱隊
可愛い合唱隊
日本でなくなったドイツ兵の碑
日本で亡くなったドイツ兵の碑
指揮をするベートーベン像
指揮をするベートーベン像
慰霊碑には花輪が捧げられて
慰霊碑には花輪が捧げられて

■2015/02/18 鳴門ビッグひな祭り

 鳴門市の、鳴門ウチノ海総合公園パークセンターで、ビッグひな祭りが開催されています。地元のNPO法人が、住民らから引き取った、不要になったひな人形を飾り付けました。
 その数およそ1500体、市松人形や藤娘、八重垣姫などもいます。

 展示室中央に、大きな段飾りがそびえ立ち、おびただしい数のひな人形が飾られています。上段には、御殿のようなひな飾りもあり、ゴージャスな雰囲気が充ち満ちています。カップルやお年寄りなどたくさんの方が訪れていました。人形達も皆さんに観てもらえて、嬉しそうでした。
 この催しは、3月15日まで行われています。ビッグなひな祭りを満喫できますよ。

童心に返って
童心に返って
展示室の全景
展示室の全景
御殿のような飾り付けも
御殿のような飾り付けも
たくさんのひな人形
たくさんのひな人形
市松人形も可愛い
市松人形も可愛い
なんだか嬉しそう
なんだか嬉しそう

■2015/02/13 献血ルームアミコ

 徳島駅すぐのアミコビル3階に、献血ルームアミコがあります。ここは駅から近く、献血希望者がたくさん訪れています。
 施設は明るく清潔で、テレビを観ながら快適に献血ができます。水分補給が欠かせないので、親切な看護師さんが飲み物を持ってきてくれます。
 県内にはもう一カ所、徳島県赤十字血液センターがあります。

血液は作り出すことができません。お買い物のついでに献血に協力してはいかがでしょうか。

出入り口
出入り口
テレビを観ながら快適です
テレビを観ながら快適です
飲み物もいろいろあります
飲み物もいろいろあります
清潔な室内
清潔な室内
看護師さんは忙しい
看護師さんは忙しい
ご協力ありがとうございます
ご協力ありがとうございます

■2015/01/30事務所の花壇

 旧吉野川河口堰管理所の入り口には小さな公園があり、花壇もあります。
 殺風景でしたのでお花を植えました。パンジー、ビオラにプリムラ・マラコイデス。すくすく育って、たくさん花を咲かせてほしいですね。
 5月くらいまで咲き続けてくれるでしょうか。

大きくなってね
大きくなってね
パンジー
パンジー スミレの仲間
作業完了!
作業完了!
プリムラ・マラコイデス
プリムラ・マラコイデス サクラソウの仲間

■2015/01/29 春の気配

 吉野川左岸の第十樋門近くの堤防に、スイセンが咲いていました。
 真冬に咲く数少ない花ですね。近づくと良い香りがします。

 河川敷には菜の花が咲き始めていました。寒さは厳しいですが、春は少しずつ近づいています。あなたの周りの春を探してみませんか。

可憐なスイセン
可憐なスイセン
河原が少しずつ黄色に
河原が少しずつ黄色に
良い香りがします
良い香りがします
これからが盛りの菜の花
これからが盛りの菜の花

■2015/01/26 ゲート整備工事 今切川河口堰制水ゲート2号 整備後試運転実施

 平成26年10月から整備を行っている今切川河口堰制水ゲート2号は塗替塗装や部品交換が終了し、最終確認となる試運転を行いました。

 試運転中は、整備した※扉体(ひたい)※主ローラ※シーブが正常に回転しているか、水門を上下に動かす巻上機(まきあげき)のモータ回転数や電流値が正常かなど複数の項目を常時チェックします。

 約1時間におよぶ試運転の結果いずれも問題なく、無事に試運転を完了しました。

 この整備工事は、主ローラやシーブ以外にも、堰上流への塩水遡上を防止するための【水密ゴム】、塩水により鋼製の扉体が錆びるのを防止する【電気防食陽極】の取替などを行っており、水門を整備することによって、河口堰の機能である、【洪水の防御(増水した水を流す)】、【塩水遡上防止】、【用水の取水(堰上流の水位を水門の開閉によって制御する)】を365日正常に発揮することが出来ます。

 試運転完了後は、主ローラ周辺の補修塗装、水密ゴムや電気防食陽極の取付ボルトの最終確認のため、扉体を水上にて停止し乾燥させていることから、日頃見ることが出来ない扉体の一部を見て頂くことが出来ます。(扉体は普段半分以上が水没し、大半が水面上に見える機会は非常に少なく、洪水操作か、整備のために※修理用ゲートを設置した場合に限られます。)

 この風景は、1月29日から行う修理用ゲートの撤去作業時には見られなくなりますので、今切川河口堰周辺へお越しの際は、是非一度ご覧下さい。(脇見運転には十分ご注意くださいね。)

 最後になりましたが、整備工事を行うにあたり、利水者の皆様のご理解・ご協力、管理橋の全面通行規制や大型車両の進入等に対して周辺にお住まいの皆様にご協力いただきましたことを御礼申し上げます。
 当管理所ではこれからも施設の機能維持に努めて参りますので、旧吉野川河口堰管理事業への更なるご理解・ご協力お願い申し上げます。

※扉体:水門のうち、水を止めたり流す部分。扉体の他に扉体を動かすための巻上機と動きを制御するための機側操作盤がある。扉体の寸法は幅25m、高さ6.3m、重量およそ72t。
※主ローラ:扉体に作用する水圧を受け止め、河口堰本体に水圧を伝える部品。扉体を上昇・下降させる際の抵抗を無くす役割もある。
※シーブ:扉体を上昇・下降させるための動滑車。
※修理用ゲート:支柱4本、扉体全15枚で構成された分割式の水門。管理橋に設置した移動式クレーンで扉体の下流側に設置し、制水ゲートに代わって水を止める。全重量およそ50t。

今切川河口堰制水ゲート模式図
制水ゲート2号 ゲート試運転中
制水ゲート2号 モータ回転数計測中

■2015/01/23 旧吉野川河口堰閘門(こうもん)ゲートの改良工事を実施

 旧吉野川河口堰管理所では、この度、旧吉野川河口堰閘門ゲートの改良工事を行いました。閘門とは、堰の上下流を船がスムーズに行き来できるように設けられた施設です。

 工事は、これまで閘室の出入り時に、ゲートからたくさんの水滴が落下していたことから、利用する方々への配慮を目的としました。

 工事内容としては、ゲートの下に開いている穴(水抜き穴)を塞ぐもので、一見単純そうに思えますが、当初から必要としていた「水抜き穴」を塞ぐにあたり、ゲートの浮力・開閉荷重の再設計や、工事による通船止め期間を出来る限り短くする構造設計や工事方法など、担当者は検討と議論を重ね、工事は2日間で終了することが出来ました。

 これからも一つ一つの課題に真摯に向き合い、地域に根ざした管理を目指して参ります。

改良前の状況
改良前の状況
改良工事中
改良工事中
改良工事後 改良工事後
改良工事後(両端から排水する構造に変更)

■2015/01/21 環境学習会を開催

 平成27年1月21日(水)、旧吉野川河口堰管理所で、環境学習会を開催しました。環境関係の見識を深めて、管理業務に役立てることを目的にしています。
 管理所職員の他、近隣の北島町役場、松茂町役場、土地改良区、請負業者から22人が参加しました。

 徳島地方気象台から長谷川次長を講師としてお招きして、「防災気象情報の効果的な利用法」と題しての出前講座がありました。
近年、超大型の台風やゲリラ豪雨など、今までとは雨の降り方が変わってきています。気象予報の用語の解説や、最近の大雨事例の解説を聞きました。

 水機構では、定期的に環境学習会を開催しています。昨年度は松茂町歴史民俗資料館の学芸員さんに講演をお願いし、昔から塩害と洪水に悩まされ、水の確保に大変苦労した地元の歴史を聞きました。
 今後も学習会を続けて、地域の環境や歴史などについて広く学んでいきたいと思います。

環境学習会の様子
環境学習会の様子
徳島地方気象台 長谷川次長
徳島地方気象台 長谷川次長
大雨事例の解説
大雨事例の解説
質疑応答の様子
質疑応答の様子

■2015/01/20 安全運転講習会を開催

 平成27年1月20日(火)、旧吉野川河口堰管理所で、安全運転講習会を開催しました。
交通事故防止、交通ルール遵守のため、職員や近隣の土地改良区職員13人が参加しました。日本自動車連盟(JAF)徳島支部から講師を招き、実施しました。

 講習ではまず、危険予知トレーニングを行いました。映像の教材を見て、交差点付近などで自動車・自転車・バイクなどを運転している視点で、各自が危険予知を行い、注意すべきポイントを発表した後に確認をしました。事前に危険を予測して、心の準備をすることが大切であると学びました。

 次に、洪水などで自動車が水没した時の、車外への脱出方法を学習しました。低い水位でも水圧のため、脱出が難しいことが分かりました。最後は実際の自動車を使って、運転席から見えない範囲(死角)の確認を行いました。思った以上に死角が広いことが分かりました。

 交通事故は、一瞬の判断ミスでも起きてしまいます。これからも、安全運転講習会などを通して、無事故を目指したいと思います。

危機予知トレーニング
危機予知トレーニング
自転車の視点で危機を予測
自転車の視点で危機を予測
自動車の死角を確認
自動車の死角を確認
死角が多いことが分かります
死角が多いことが分かります

■2015/01/20 危機対応訓練を実施

 平成27年1月20日(火)、旧吉野川河口堰管理所において危機対応訓練を実施しました。
阪神・淡路大震災が発生した1月17日近くのこの時期に、訓練を通じて防災意識と知識の向上を図るものです。

 最初に、午前7時30分に、和歌山県南方沖~四国沖を震源とした大規模地震が発生したという想定で、携帯メールを使っての情報伝達と携帯電話各社が提供する「災害伝言板」による安否確認訓練を行いました。
 指定された事務所のパソコンには、職員から次々と安否情報が届きました。

 次に、旧吉野川河口堰操作所から徒歩による津波避難訓練を行いました。操作所は旧吉野川河口に近く平坦な地形なので、津波が来るときには迅速に高台に避難しなくてはなりません。
 今回は、操作所から四国横断自動車道松茂PA付近の「太郎八須地区一時避難場所」へ避難しました。地震発生から津波の到達まで約40分間とされているので、避難は時間との戦いです。職員は、避難経路や周りの様子を確認しながら歩きました。

 今後とも、地震時のみならず、防災対応に係る訓練を積み重ね、適正な管理業務と安全確保に努めていまいります。

パソコンで「災害伝言板」の安否情報を確認
パソコンで「災害伝言板」の安否情報を確認
旧吉野川河口堰を通過
旧吉野川河口堰を通過
旧吉野川左岸部を進む
旧吉野川左岸部を進む
国道11号線を南下
国号11号線を南下
付近の学校の位置を確認
付近の学校の位置を確認
「太郎八須地区一時避難所」への経路を確認
四国横断自動車道 松茂PA付近の
「太郎八須地区一時避難場所」への経路を確認

■2015/01/19 バレーボール大会

 藍住町立体育館で、バレーボールVチャレンジリーグ女子の大会が開催されました。
 このリーグは、国内最高峰のプレミアリーグに次ぐもので、全国を転戦し、上位チームはプレミアリーグとの入れ替え戦に進むことができます。

 当日は石川・富山・愛知などから強豪チームが出場し、レベルの高い熱戦を繰り広げました。会場には多くの観客が詰めかけ、選手たちの息詰まる攻防やファインプレーに大きな歓声が上がっていました。
 昨年末にはバスケットボール女子の大会が開催され、いろんな競技の大会が開かれています。寒い中ですが、スポーツ観戦もおすすめです。

気迫のレシーブ
気迫のレシーブ
アタックとブロックの攻防
アタックとブロックの攻防
攻めるサーブ
攻めるサーブ
アタックとブロックの攻防
アタックとブロックの攻防

■2015/01/19 三ツ合堰(みつあいぜき)

 北島町の三ツ合橋のある付近。
 ここには三ツ合堰があり、河口堰を管理する上で重要なポイントです。旧吉野川がここで北と南に分かれて、南側の川は今切川(いまぎれがわ)になります。
 江戸時代から昭和初期の潮止めの堰が未だ無かった時代には、塩気のない水を求めて、自分の方にたくさん水を流すようにする「水争い」が耐えませんでした。両方の川で、水の奪い合いをしていたのです。
 今でも川の中に、石積みの三ツ合堰が残っていて、川の水位が低い時にはその一部が現れます。

分派点の上流には、鳴門市と北島町の上水道の取り入口があり、貴重な水源になっています。
 川岸は三ツ合公園として整備され、スポーツやレクリエーション、憩いの場として地元の方に利用されています。

三ツ合堰地点 奥が旧吉野川 手前が今切川
三ツ合堰地点
奥が旧吉野川 手前が今切川
三ツ合堰点の上流
三ツ合堰点の上流
左の奥が北島町上水道取水口
右側が鳴門市上水道取水口
グラウンドゴルフの愛好家たち
グラウンドゴルフの愛好家たち

■2015/01/16 今年最初の水上パトロール

 平成27年1月16日(金)、今年最初の水上パトロール行いました。
水資源機構旧吉野川河口堰管理所では毎月1回、作業船を使って河川からの施設巡視を行い、異常がないかを点検しています。
順路は今切川(いまぎれがわ)河口堰を出発して、鍋川閘門(なべかわこうもん)を経て旧吉野川河口堰、三ツ合堰(みつあいぜき)を過ぎて今切川河口堰に戻ってきます。

 途中、いくつもの橋の下をくぐり、堰施設、塩分や川の水位を測る施設などに異常がないか、細かく確認します。管理区域をひょうたんの形に左回りに一周します。北風の吹く中、寒さに耐えながら、約3時間かけて点検し、特に大きな異常はありませんでした。
 これからも、地道な取組を通して、安全な施設管理を目指してまいります。

今切川河口堰を点検
今切川河口堰を点検
鍋川には水鳥がいっぱい
鍋川には水鳥がいっぱい
鍋川閘門を通過
鍋川閘門を通過
松茂町上水道の取水口
松茂町上水道の取水口
旧吉野川河口堰閘門
旧吉野川河口堰閘門
鍋川塩分観測施設
鍋川塩分観測施設
旧吉野川水質観測施設
吉野川水質観測施設
三ツ合堰付近 北島町と鳴門市水道の取水口
三ツ合堰付近
北島町と鳴門市水道の取水口

■2015/01/09 大麻比古神社

 鳴門市の大麻比古(おおあさひこ)神社は、阿波国の一の宮として、県民に親しまれています。お正月には20万人もの初詣客で賑わいます。神社は約1100年前にはこの地にあったそうで、ご神木のクスノキは樹齢1000年と伝えられています。

 平日にもかかわらず、大勢の参拝客が来ていました。境内は清々しい空気に包まれていてパワーがもらえる気がします。

 近くに、四国八十八カ所1番札所の霊山寺(りょうぜんじ)などがあり、鳴門市観光の重要なスポットでもあります。

善男善女がお参り
善男善女がお参り
ご神木がお迎え
ご神木がお迎え
いざ本殿へ
いざ本殿へ
お札をいただいて
お札をいただいて
家内安全を祈って
家内安全を祈って
今年の運勢はどうかな
今年の運勢はどうかな

■2015/01/07 徳島阿波おどり空港

 板野郡松茂町には徳島の空の玄関、「徳島阿波おどり空港」があります。
昭和始めに地域振興のため、旧海軍航空隊を誘致したのが始まりです。
近年滑走路を延長し、今の愛称になりました。航空自衛隊・陸上自衛隊の航空基地に民間飛行場が併設されているため、旅客機意外にも様々な機体が見られます。

 昨年末は、県西部が大雪の被害にあいました。当時、空港からは、救援や報道のヘリコプターがひっきりなしに発着し、周辺は爆音に包まれていました。今は平時に戻り、日本航空・全日空・空自の練習機などが飛行しています。

 空港ビルには、徳島の物産販売店や徳島ラーメンなどのグルメコーナーがあり、利用客に喜ばれています。旧吉野川河口堰からも近いので、旅客機のダイナミックな離陸場面が間近に見られます。

JAL(日本航空)ボーイング767
JAL(日本航空)ボーイング767
JAL ボーイング767
JAL ボーイング767
JAL ボーイング737-800
JAL ボーイング737-800
JAL ボーイング737-800
JAL ボーイング737-800
全日空(ANA)ボーイング737-800
全日空(ANA)ボーイング737-800
ANA ボーイング737-800
ANA ボーイング737-800
航空自衛隊 TC-90練習機
海上自衛隊 TC-90練習機
航空自衛隊 TC-90練習機
海上自衛隊 TC-90練習機

■2015/01/06 徳島マルシェ

 徳島市内を流れる新町川(しんまちがわ)の川沿いには月に一度市場がたちます。その名は徳島マルシェ。

 マルシェスタッフが直接県内の農家と交渉して、野菜、フルーツ、加工品などを産直販売しています。その他にも徳島ラーメンや半田そうめんなどのご当地グルメの出店もあり、ショッピングとグルメが両方楽しめます。

 新町川水際公園(みずぎわこうえん)としんまちボードウォークで、毎月最終日曜日に開催されます。是非お越しください。

入り口付近の様子
入り口付近の様子
ボードウォークの賑わい
ボードウォークの賑わい
海陽町のゆるキャラ「ふるるん」登場
海陽町のゆるキャラ「ふるるん」登場
水際公園にも出店多数
水際公園にも出店多数

■2015/01/05 水鳥たち

 今切川(いまぎれがわ)河口堰近くには、水鳥がたくさん群れています。シベリアなどの寒い北国からのお客さんです。冬の間に暖かい徳島で冬越しして、春にはまた北国へと旅立つのです。カモの仲間の「ホシハジロ」「キンクロハジロ」、ツルの仲間の「オオバン」などがのどかに過ごしています。時々水に潜って水草や魚などを食べています。

キンクロハジロ キンクロハジロ
黒白のツートンカラーがおしゃれなキンクロハジロ
 水鳥たち
ホシハジロ
顔が赤茶色のホシハジロ
オオバン
額が白いオオバン

■2014/12/25 冬の恵み

 近くの民家の軒先に、冬の恵みがぶら下がっています。干し柿にダイコン。昔からの保存食です。ダイコンはタクアンになるのでしょうか。冬の北風が甘みを増してくれてます。

干し柿
干し柿
ダイコン
ダイコン

■2014/12/25 安全運転講習会に参加

 平成26年12月24日(水)、香川用水管理所で、吉野川局管内の安全運転講習会が開催されました。年末年始の交通安全遵守のため、管内の職員や受注業者約40人が参加し、旧吉野川河口堰管理所からも4人が参加しました。

 講師には、日本自動車連盟(JAF)香川支部から講師を招き、体験と講話の二つを実施しました。

 体験型講習ではまず、泥酔状態の視覚を再現するゴーグルを着けて、パイロンに当たらないように歩く体験をしました。遠近感が分かりにくく、視野も狭いため、まっすぐ歩くことも困難でした。もう一つは、夜間にライトが当たると光る反射材の効果を、前照灯の下向きと上向きでの違いを体感するものでした。夜に黒っぽい服装の歩行者がいると、近づくまで認識できません。

 講演では、正しい運転姿勢の大切さや、ドライブレコーダーによる交差点での事故の様子などが紹介されました。また、事前に危険を予測して心の準備をすることが大切であることなども述べられました。

 交通事故は、一瞬の判断ミスでも起きてしまいます。加害者にも被害者にもなりたくはありません。これからも、このような取組を通して、交通事故ゼロを目指したいと思います。

講習の内容を説明
講習の内容を説明
泥酔状態を体験しながら歩行
泥酔状態を体験しながら歩行
反射材の効果を体験
反射材の効果を体験
ドライブレコーダーでの映像視聴
ドライブレコーダーでの映像視聴

■2014/12/19 松茂町歴史民俗資料館で特撮展

 松茂町の歴史民族資料館で、特別展の準備が進んでいました。町内の特撮ファンの方が収集したコレクションの展示会です。昔懐かしい、ゴジラ、ウルトラマンシリーズのフィギュアやDVD、関連書籍、音源、ポスターなど貴重なお宝がいっぱいです。今では入手困難なものもたくさんあります。

 歴史的な人形浄瑠璃芝居の人形と特撮とのコラボレーション。何もないところから、人の想像力が作り上げた総合芸術という共通点があるようです。

 12月20日から年明けまで展示されるそうです。興味のある方は是非どうぞ。

ただいま準備中
ただいま準備中
初代ウルトラマン
初代ウルトラマン
歴代のゴジラたち
歴代のゴジラたち
ウルトラセブンがコンニチハ
ウルトラセブンがコンニチハ
歴代のメカゴジラたち
歴代のメカゴジラたち
人形とゴジラポスター(生瀬範義画伯)
人形とゴジラポスター(生瀬範義画伯)

■2014/12/16 今年最後の安全協議会

 平成26年12月15日(月)、今年最後の安全協議会を開催しました。

 水資源機構では毎月、労働災害事故防止のための安全協議会を開いています。水機構が発注した土木工事や設備工事等において、労働災害事故が起きないよう、発注者と受注者が一同に会して現場パトロールや注意喚起を行っています。

 今回は、今切川(いまぎれがわ)河口堰の制水(せいすい)ゲートの整備工事の状況をパトロールしました。整備の内容は、劣化したり摩耗した部品を交換することと、腐食防止のため、鉄製のゲート本体の塗り替えを行うことです。

 作業は寒風が吹き抜ける中での厳しいものです。狭い作業スペースで、重い部品を慎重に取り外していました。職員や他の受注者が現場の様子を実際に目で確認し、危険が予測される箇所を指摘して改善を促します。この現場では、整理整頓が行き届いており、特に問題はありませんでした。

 労働災害事故は、ちょっとしたミスでも起きる可能性があります。これからも、地道な取組を通して、労災事故ゼロを目指してまいります。

会議室の様子
会議室の様子
現場の状況チェック
現場の状況チェック
危険予知活動の説明
危険予知活動の説明
作業内容の説明
作業内容の説
真剣な打合せ
真剣な打合せ
管理所周辺をチェック
管理所周辺をチェック

■2014/12/15 徳島の春ニンジン

 藍住町の徳島自動車道脇に、大きなビニールのトンネルの群れが出現しました。

 これは徳島名産の、春ニンジンの大型トンネルです。徳島の春ニンジンは日本一の生産量を誇るのです。

  中でもほとんどが、板野郡内で生産されています。ニンジンはこの大型トンネルで大切に育てられます。雨にあたらない乾いた状態で育つので、甘みが増して柔らかいそうです。

 トンネルの中にはニンジンの小さな苗がいっぱいです。農家の方が、中に入って余分な苗を間引いていました。腰を屈めての大変な作業です。大切に育てられたニンジンは、これから大きく育っていきます。来春の出荷が楽しみです。

ビニールトンネルの群れ
ビニールトンネルの群れ
中には苗がいっぱい
中には苗がいっぱい
腰を屈めての間引き作業
腰を屈めての間引き作業

■2014/12/08 自治会清掃に参加

 職員宿舎がある自治会の清掃活動に参加しました。宿舎付近の道路・水路・神社の周りの清掃を行いました。冬になり、雑草は枯れてはいますが、落ち葉や空き缶、空き瓶、吸い殻などのゴミを集めました。  

 早朝の1時間あまりで、軽トラック1台分ほどのゴミが集まりました。これからも、周辺の環境美化に努めていきます。住民の皆さん、寒い中での作業お疲れ様でした。 

町内をきれいに
町内をきれいに
たくさん集まりました
たくさん集まりました
家族で作業
家族で作業

■2014/11/27 秋冬だいこん

 鳴門市の里浦町、旧吉野川河口の畑に何やら青い作物が。近づくとダイコン畑です。徳島県の吉野川流域では、砂地の畑で秋冬ダイコン(11~3月中心)がサツマイモの裏作として栽培されています。

 青くてみずみずしい青首ダイコンになるのです。冬の鍋物には欠かせないダイコン。これからの季節にぴったりです。

大根畑 青首ダイコン

■2014/11/26 「2014さめうら水源の森秋の上下流交流会」に参加しました

 平成26年11月21日(金)・22日(土)にかけて、「2014さめうら水源の森秋の上下流交流会」が開催され、旧吉野川河口堰管理所からも4人が参加しました。

 この交流会は、吉野川の上流地域と下流地域の人達が「さめうら水源の森」に集い、森の下草刈り・間伐・植樹などを協働して行い、水源地の環境を整備することの大切さを体感するとともに、相互の交流を深める場です。「さめうら水源の森ネットワーク」の主催により、毎年春と秋の2回開催されています。

 初日は高知県大川村の「3001年の森」において、下草刈りを行いました。上流地域の「れいほくNPO」、下流地域の「新町川を守る会」、「どんぐりネットワーク」などから35人が参加しました。

 夜は、大川村役場の職員さんから、初めて村主催で行った、上下流交流会イベント「レイク・ドラマ」の報告がなされました。イベントの中では、ダム湖に30人の人が浮かび、手をつないで星の形を作る様子やその時の苦労話が紹介されました。

 2日目は役場対岸の森の下草刈りを行った後、エドヒガンザクラの苗木40本を植えました。両日とも好天に恵まれ、作業は順調に終了しました。苗が根付いて、立派な桜の名所になってほしいものです。皆さんお疲れ様でした。

集合写真
集合写真
1日目下草刈り
1日目下草刈り
大川村職員さんからのイベント報告
大川村職員さんからのイベント報告
大川村職員さんからのイベント報告
大川村職員さんからのイベント報告
大きくなあれ
大きくなあれ
新町川を守る会会長挨拶
新町川を守る会会長挨拶
2日目下草刈り
2日目下草刈り
サクラの植樹
サクラの植樹

■2014/11/19 ドイツ橋と紅葉

 鳴門市の大麻比古神社の境内に、ドイツ橋という石積みの小さな橋があります。

  第一次世界大戦で、日本はドイツと中国大陸で戦い、敗れたドイツ兵約千人は、近くの板東俘虜(ふりょ)収容所で数年間を過ごしました。当時のドイツ兵達は、比較的自由な扱いを受け、地域住民との国籍を超えた交流がありました。彼らが楽団を作り、日本で初めてベートーベンの交響曲第九を演奏したことは有名です。

この橋は、望郷の想いを抱きながら、境内を散策した彼らが、帰国の記念に当時の土木技術を駆使して造ったものです。日独の友好の絆は、今も続いています。

この橋のたもとに、モミジの木があり、ちょうど見頃を迎えていました。

ドイツ橋
 
紅葉
 
鳥居と紅葉

■2014/11/17 初冬のヒマワリ

 上板町の県道沿いに、季節外れのヒマワリが咲いています。地元の住民団体が、育てています。例年、コスモスを植えていましたが、今年はヒマワリに挑戦したそうです。

ヒマワリは名前のとおり、律儀に南を向いています。道行くお遍路さんやドライバーの目を楽しませていました。

冬に咲くヒマワリ達
冬に咲くヒマワリ達
寒さに負けずに咲いています
寒さに負けずに咲いています

■2014/11/11 撫養(むや)航路案内乗船を行いました

 平成26年11月9日(日)、NPO法人新町川を守る会主催の、撫養航路探訪イベントが行われました。

 撫養航路は、明治時代に徳島市の新町橋(新町川)から吉野川、今切(いまぎれ)川、鍋川、旧吉野川、撫養川と6つの川を通り、鳴門市の文明橋までを結んでいました。しかし、その後の鉄道の開通により、役割を終えました。

 新町川を守る会では、撫養航路を再現し、観光と歴史探訪を体験できるイベントとして取組んでいます。気候の良い春から秋にかけて、毎月2回日曜日に実施しています。

 航路が、水資源機構が管理する3つの施設を通過することから、職員がイベントに協力し、乗船して施設の説明や周辺の案内を行っています。

 今回は、あいにくの雨模様でしたが、皆さん雨具を着て参加してもらいました。9人の乗客の中には、はるばる東京から来られた方が3人もおられました。テレビ報道でこのイベントを知ったそうです。

 参加者からは、「水上からの眺めが素晴らしい」「いつもの景色とは全然違って見えた」「河口堰の役割がよく分かった」などの感想をいただきました。皆さんお疲れ様でした。

ご一行様到着
ご一行様到着
新旧の可動橋を望む
新旧の可動橋を望む
閘門(こうもん)を通過
閘門(こうもん)を通過

■2014/11/11 視察ラッシュ

 平成26年11月6日(木)、筑後川流域利水対策協議会のご一行が来訪されました。吉野川水系における、関係利水者間の水利用についての調整について、視察及び意見交換を行うことが目的です。

 管理所で、河口堰の役割と運用について説明を受けた後、吉野川上流の第十堰と第十樋門を視察されました。職員の説明を熱心に聞かれ、様々な質疑応答がなされました。ご一行は、この後、香川用水や早明浦ダムへも行かれました。

水利用については、様々な利害関係が絡んでくるので、どこでも調整にご苦労されているようです。吉野川水系の事例が、少しでも参考になればと思います。
前日にも国土交通省からの視察者が来訪され、ちょっとした視察ラッシュになっていました。

会議室にて概要説明
会議室にて概要説明
第十樋門を視察
第十樋門を視察

■2014/11/05 津波防災の日に訓練を実施しました

 平成26年11月5日(水)、一斉訓練を実施しました。津波対策の推進に関する法律により、11月5日は津波防災の日と定められています。

水資源機構では、職員が操作室に集合し、気象庁発信の「緊急地震速報」を視聴して、実際に大規模地震が発生した時の緊急放送の内容を確認しました。

その後、津波発生時の避難場所を、地域の自治体が作成した、ハザードマップを基に確認しました。旧吉野川河口堰は、特に周辺の地盤が低いので、津波の影響が大きくなることが予測されています。地震は、いつ起こるか分かりません。その時の職員の居場所にあわせた迅速な避難対応が必要になります。短時間の訓練でしたが、職員は真剣な表情で確認していました。

これからも、このような取組を通して、危機管理対応を徹底してまいります。

「緊急地震速報」を視聴
「緊急地震速報」を視聴
ハザードマップで避難場所を確認
ハザードマップで避難場所を確認

■2014/11/02 松茂町の獅子舞

 10月から11月にかけては、秋祭りの季節です。松茂町でも、地元のお社の祭りが真っ盛りです。歴史民俗資料館近くの天満宮にも獅子舞がやってきました。
 大人が獅子を、子どもがお囃子を担当して、獅子舞が奉納されていました。今年の豊作の感謝の気持ちを込めて、勇壮な獅子舞を披露します。秋の深まりを感じる素敵な一日でした。

勇壮な獅子舞
勇壮な獅子舞
お囃子準備完了
お囃子準備完了
獅子も準備完了
獅子も準備完了

■2014/10/31 北島町で菊花展開催

 10月下旬から北島町総合庁舎前で、菊花展が開催されています。北島町の花が「菊」ということで、町内には多くの菊作り愛好家がおられます。

会場には、世界文化遺産に登録された「富士山」を模した作品を中心に、愛好家や小学生の力作が多数展示されています。

美しい菊を楽しみに、庁舎を訪れてはいかがでしょうか。

世界遺産富士山
世界遺産富士山
愛好家の力作の数々
愛好家の力作の数々

■2014/10/28 今切川河口堰ゲート内部を見学

 平成26年10月28日(火)、今切川河口堰の制水(せいすい)ゲートの内部を見学しました。

 水資源機構では、現在、今切川河口堰のゲートの整備工事を行っています。

 今年度は、制水ゲート2号を整備しており、周りに足場を組んで、ゲート本体を水中から引き上げた状態にしています。工事内容は、劣化したり摩耗した部品を交換することと、腐食防止のため、鉄製のゲート本体の塗り替えを行うことです。

 今回は、普段立ち入れないゲートの中の状態を、職員が実際に目で確認することが目的です。当日は、池田総合管理所からの職員を含む8人が参加しました。落下事故防止の装備をして、ゲートの中に入ると、ゲートの構造がよく分かります。内部の塗装などの状況は予想より良好でした。

 これからも、このような取組を通して、専門職種の職員だけでなく、いろんな職種の職員が知識や情報を共有し、効率的な業務運営を目指してまいります。

見学行程の確認
見学行程の確認
ゲート内上部を確認
ゲート内上部を確認
ゲート内下部を確認
ゲート内下部を確認
ゲート下部を確認
ゲート下部を確認

■2014/10/25 ひょうたんクルージングが開催されました

 平成26年10月25日(土)、地元の北島町社会福祉協議会が「ひょうたんクルージング」を開催しました。このツアーは、平成21年から行われており、6年目になります。

北島町内のご家族が、船から北島町の風景を眺めながら、水不足や塩害と闘った先人たちの知恵や苦労、水資源の大切さを学ぼうというものです。NPO法人新町川を守る会と水資源機構が協力しています。

北島町は、ひょうたんのような形に、旧吉野川と今切川に囲まれています。案内経路に沿って川の合流点や鍋川閘門(なべかわこうもん)、今切川河口堰などの施設の説明を行いました。

河口堰の上流と下流では、川の水に含まれる塩分濃度の測定実験を行い、堰が海水の遡上を防いでいることを実感してもらいました。皆さん、穏やかな日差しの中、約1時間半の川の旅を楽しまれました。

参加者からは、「河口堰や閘門に、海水の遡上を防ぐ役割があることを初めて知って驚いた」「橋の下をくぐる時に、身を低く屈めるのが楽しかった」などの感想をいただきました。皆さんお疲れ様でした。

所長の挨拶
所長の挨拶
塩分濃度測定実験
塩分濃度測定実験
閘門に進入
閘門に進入
橋の下を通過
橋の下を通過

■2014/10/15 松茂小学校4年生が旧吉野川河口堰を見学

 平成26年10月15日(水)、地元の松茂町立松茂小学校の4年生の皆さんが、旧吉野川河口堰を見学に訪れました。この学校では、4年生の授業で、旧吉野川河口堰について学びます。今回は、実際に施設を見て、水機構職員から河口堰の役割や成り立ちを学ぶことが目的です。

先日の台風19号の影響が心配されましたが、好天に恵まれ、絶好の見学日和になりました。107人の生徒さんらは、職員から河口堰の仕組みや建設の経緯などの概要説明を聞いた後、船が行き来する閘門(こうもん)で、実際に船が堰を移動する様子を見学しました。現地には水機構の作業船が駆けつけ、閘門ゲートをくぐって、移動する様子を間近に見てもらいました。大きなゲートが上がると、歓声があがりました。

生徒さんらは職員の説明を熱心にメモにとり、「船が閘門を進む様子を初めて見た。面白い」「施設の役割がよくわかった」などの感想をいただきました。先生、生徒の皆さんお疲れ様でした。

概要説明
概要説明
閘門に入る作業船
閘門に入る作業船
閘門から出る作業船
閘門から出る作業船
独立行政法人水資源機構ロゴマーク
独立行政法人 水資源機構
旧吉野川河口堰管理所

〒771-0144 徳島県徳島市川内町榎瀬841 Tel.088-665-1435 Fax.088-665-1374
E-mail/kyuyoshi@mbs.sphere.ne.jp