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2016年度の記事

■2017/03/30 コウノトリ

 鳴門市郊外の田園地帯で、コウノトリのペアが育児の真っ最中です。

 彼らは一昨年から兵庫県のコウノトリの保護施設から飛来し、鳴門市に定住しています。昨年も巣作りをして二世誕生が望まれましたが、卵はかえりませんでした。
今年は2羽が協力して抱卵し、4羽のヒナが誕生しました。コウノトリの繁殖は、兵庫県の施設付近以外では初めてのことです。付近には広大な蓮田や畑があり、コウノトリのエサが豊富なことが繁殖に適しているそうです。

 鳴門市では、巣から400m以内には立ち入り自粛をお願いし、温かく見守るようにしています。4羽とも元気に育ってほしいものです。 

ヒナにエサやり
ヒナにエサやり
電柱の上に営巣
電柱の上に営巣
バードウォッチャーが観察中
バードウォッチャーが観察中

■2017/3/13 蜂須賀桜(ハチスカザクラ)

 徳島中央公園では、ハチスカザクラが見ごろを迎えています。このサクラは江戸時代までは徳島城の御殿にあったそうです。 
 名前の由来は、徳島藩を治めていた蜂須賀のお殿様にちなみます。ソメイヨシノに比べて、開花期が早く、2月下旬から淡い紅色の花を咲かせます。

 徳島市内では、徳島中央公園などを周回する「ひょうたん島クルーズ」が運航しています。ハチスカザクラを川面から楽しむのもお勧めです。

ハチスカザクラの並木
ハチスカザクラの並木
保育園児たちが一足早いお花見
保育園児たちが一足早いお花見
メジロが蜜を吸いに来て
メジロが蜜を吸いに来て
可憐な花びら
可憐な花びら

■2017/02/23 普通救命講習を受講

 平成29年2月16日と23日、徳島県防災センターにおいて普通救命講習を受講しました。
管理所には来訪者が心肺停止状態に陥った時のために、AED(自動体外式除細動器)を備えています。心肺停止時の処置は1分1秒を争うので、救急隊が到着するまでの適切な救命処置を学ぶことが講習の目的です。

 基本的な救命方法の講話を聞いた後に、心肺蘇生のための「胸骨圧迫」「人口呼吸」「AED使用」の実技に取り組み、2日間で職員ら14人が受講しました。この救命処置は職場だけでなく、家庭や学校などでも活用できます。今後も取り組みを継続して万一の事態に備えてまいります。

講 和
講 和
人工呼吸
人工呼吸
胸骨圧迫
胸骨圧迫
AED使用
AED使用

■2017/3/3 とくしまマルシェ

 徳島市内を流れる新町川(しんまちがわ)の川沿いには月に一度市場がたちます。
その名はとくしまマルシェ。マルシェスタッフが直接県内の農家と交渉して、野菜、フルーツ、加工品、お菓子、雑貨などを産直販売しています。
 その他にも県産地鶏の阿波尾鶏(あわおどり)の唐揚げや阿波牛ステーキなどご当地グルメの出店もあり、ショッピングとグルメが両方楽しめます。

 新町川水際公園(みずぎわこうえん)としんまちボードウォークで、毎月最終日曜日に開催されます。是非お越しください。

阿波牛&阿波豚コーナーは人だかり
阿波牛&阿波豚コーナーは人だかり
パラソルが連なります
パラソルが連なります
大人気のパン屋さん
大人気のパン屋さん
新鮮野菜が充実
新鮮野菜が充実
カヌーに陳列
カヌーに陳列
阿波尾鶏も大人気
阿波尾鶏も大人気

■2017/2/27 あんみつ館

 徳島県美馬市に「あんみつ館」という素敵な名前の施設があります。館内には色とりどりの洋ランが咲き誇っています。
この地で創業し、50年にわたり洋ランの栽培と研究を続ける会社の直営店です。ここで生産されたシンビジウムの名花(あんみつ姫)にちなみ、施設名を「あんみつ館」と名付けられました。
 
 館内には様々な洋ランが展示・販売されており、中には大変高額な花もあります。お花に興味のある方にはお勧めです。 

洋ランたちがお出迎え
洋ランたちがお出迎え
豪華なシンビジウム
豪華なシンビジウム
可憐なコチョウラン
可憐なコチョウラン
素敵な温室
素敵な温室

■2017/2/27 うだつの町並み

 徳島県美馬市脇町に「うだつの町並み」が残っています。「うだつ」とは、火事の時に隣家からの延焼を防ぐための漆喰(しっくい)の防火壁のことで、富裕のシンボルです。

 脇町は吉野川の水運を利用して、阿波藍の集散地として発展しました。「うだつが上がる」とは商売で成功した証であり、逆は「うだつが上がらない」となります。この通り約400mには、50軒あまりの日本家屋が建ち並び、時代をタイムスリップしたような落ち着いた雰囲気があります。
 一般開放されている家屋や藍を用いた雑貨店やカフェがあり、観光客で賑わっています。 

静かなうだつの町並み
静かなうだつの町並み
華道家假屋崎さんの生け花展が開催
華道家假屋崎さんの生け花展が開催
ノスタルジックなカフェ
ノスタルジックなカフェ
山田洋次監督の映画の舞台になった劇場
山田洋次監督の映画の舞台になった劇場

■2017/2/27 鳴門のひな祭り

 鳴門市の、鳴門ウチノ海総合公園パークセンターで、ひな祭りが開催されています。
地元のNPO法人が、住民らから引き取ったひな人形を飾り付けました。その数およそ1500体、市松人形や藤娘、八重垣姫などもいます。

 展示室中央に、大きな段飾りがそびえ立ち、たくさんのひな人形が飾られています。
上段には、御殿のようなひな飾りもあり、ゴージャスな雰囲気が充ち満ちています。カップルやお年寄りなどたくさんの方が訪れていました。人形達も皆さんに観てもらえて、嬉しそうでした。
 この催しは、3月12日まで行われています。ビッグなひな祭りを満喫できますよ。

おひな様オールスター
おひな様オールスター
豪華絢爛
豪華絢爛
素晴らしい十二単
素晴らしい十二単
大きなひな段
大きなひな段
歌舞伎の主人公 八重垣姫
歌舞伎の主人公 八重垣姫
可憐な市松人形
可憐な市松人形

■2017/2/15 徳島県埋蔵文化財センター

 徳島県板野郡板野町に徳島県埋蔵文化財センターがあります。

県内における埋蔵文化財(出土品)の調査・研究・展示と啓発活動を行っています。管内には古代の副葬品や土器などが時代順に展示されていて、いにしえの人々の暮らしぶりを感じることができます。定期的に特別展が開催され、この時期は戦国時代のお城からの出土品が展示されていました。歴史ロマンに興味のある方にはお勧めです。 

大きな銅鐸(どうたく)のモニュメント
大きな銅鐸(どうたく)のモニュメント
竪穴式住居での暮らしを再現
竪穴式住居での暮らしを再現
馬と家の埴輪(はにわ)
馬と家の埴輪(はにわ)
土器などの出土品
土器などの出土品

■2017/2/1 イケメン源九郎狸(げんくろうたぬき)

 北島町には「源九郎狸」の伝説があります。

 旧吉野川と今切川(いまぎれがわ)が分流する三ツ合付近には工場や商業施設が建ち並んでいますが、昔はアシや竹やぶや雑木の茂った寂しい場所でした。源平の合戦の時、源義経は大坂から徳島に上陸し、平家のいる屋島を目指しましたが、この付近で道に迷ってしまいました。その時現れた狸が道案内をしたことから「源九郎」の名前を頂いたと言われています。

 源九郎狸は、近くにあった工場に奉られていましたが、工場の閉鎖により祠(ほこら)は失われました。同町の商工会の尽力によって祠再建の気運が高まり、同町で育った漫画家「竹宮惠子」先生がデザインした石像が出来ました。
 高さ50センチほどの石像は、長髪のイケメンが酒徳利を小脇に抱えた可愛いものです。石の祠は大鵬薬品工業北島工場の遊歩道内に設置され、自由に出入りできます。

酒徳利を抱えたイケメン狸
酒徳利を抱えたイケメン狸
祠は県道沿いにあります
祠は県道沿いにあります
竹宮先生のイラスト 狸にしては美青年
竹宮先生のイラスト 狸にしては美青年
源九郎狸の説明看板
源九郎狸の説明看板

■2017/01/17 危機管理対応訓練を実施

 平成29年1月17日(火)、旧吉野川河口堰管理所は危機管理対応訓練を実施しました。
この日は22年前に阪神淡路大震災が起こったことから、地震に備えての訓練を行いました。

 今回は「災害用伝言板」を活用した安否確認訓練と、商用電源が停電し、更に予備発電機から現場のゲート室への動力ケーブルも断線したことを想定して、予備動力ケーブルを使用して電源を接続する手順の確認を行いました。
 大きなドラムに巻かれたケーブルを実際に延ばしてから再び巻き取る訓練では、重いケーブルを数人がかりで巻きとりました。
 閘門や制水ゲートのゲート室では、ケーブルを接続する箇所と、安全に素早く接続するための手順をマニュアルにそって確認していきました。

 今後も、地震防災、風水害対応等に係る訓練を積み重ね、適正な河口堰管理と安全確保に努めていまいります。

マニュアルを確認
マニュアルを確認
予備発電機室(供給側)で接続手順を確認
予備発電機室(供給側)で接続手順を確認
予備動力ケーブルを延ばし、再び巻きとります
予備動力ケーブルを延ばし、再び巻きとります
ゲート室(受電側)で接続手順を確認
ゲート室(受電側)で接続手順を確認

■2016/12/17 徳島の中心市街地を花いっぱいに-とくしままちなか花ロード花植え-

 平成28年12月17日(土)、「NPO法人新町川を守る会」の主催で、徳島市内中心市街地を花いっぱいにする活動である「とくしままちなか花ロード」の花苗の植え付けが行われ、旧吉野川河口堰管理所職員も参加しました。

 今回の作業は、約3万株のパンジーとチューリップの植え付けです。

 当日朝、藍場浜公園に集合した約300人が9つのグループに分かれて、市内各所の花壇で作業を行いました。
 パンジーが寒さに耐えて花を咲かせ、春にはチューリップが咲きほこるように丁寧に植え付けました。元気に咲いてほしいものです。

 市内を歩かれる時はぜひご覧くださいね!

中村理事長のご挨拶
中村理事長のご挨拶
こんなに大勢の方が集まりました!
こんなに大勢の方が集まりました!
パンジーの苗
パンジーの苗
藍場浜公園北側を担当しました
藍場浜公園北側を担当しました
頑張って植えました!
頑張って植えました!
もうすぐ完了!お疲れさま
もうすぐ完了!お疲れさま

■2016/12/16 管理運営協議会の幹事会が開催されました

 平成28年12月16日(金)、旧吉野川河口堰管理所において管理運営協議会の幹事会が開催されました。
 協議会の目的は、旧吉野川河口堰、今切川河口堰両堰の操作について、徳島県、関係市町や取水されている利水者の皆様方と堰の適切な運用を図るために協議を行うもので、例年12月に開催されています。
 今年度は8月に、小雨に伴う吉野川の取水制限に係る臨時幹事会が開催されましたので、2回目となりました。

 主な議題の堰上流水位の管理に関しては、塩水の遡上防止と安定した取水の確保のため、かんがい期は「3湛2落操作」、非かんがい期は「干満操作」を引き続き継続することが決議されました。
 今回の協議会では上記に合わせて、夏季の小雨に伴う渇水対応の報告とリスクコミュニケーションの一環として、土木・ゲート施設等の整備や現況の説明を行いました。参加者からは、地震・津波や河川流況に関する質疑がありました。
 旧吉野川河口堰管理所は、今後とも適切な堰管理を行ってまいります。

開催状況
開催状況
渇水対応について報告
渇水対応について報告

■2016/12/04 猫カフェ

 管理所の近所に猫カフェがオープンしました。猫と触れあいながら飲み物や軽食を楽しめます。
店内はカフェブースと触れあいブースに分かれていて、若い店長さんが丁寧に説明してくれました。
 15畳ほどの触れあいブースには、8匹の猫ちゃんがお待ちかね。人によく慣れていて、猫じゃらしで遊んだりお客さんに抱っこされたり、ホットカーペットで爆睡したりと気ままに対応しています。
 仲の良いのや喧嘩ばかりするのもいて、人間同様に猫関係も複雑そうでした。

猫と触れあうブース
猫と触れあうブース
凛々しい瞳
凛々しい瞳
爆睡中・・・
爆睡中・・・
ホットカーペット猫
ホットカーペット猫
やんのんか!コラ!まさにキャットファイト
やんのんか!コラ!まさにキャットファイト
あ~、よく寝たわ
あ~、よく寝たわ

■2016/11/24 皇帝ダリア

 近所のお庭に背高のっぽの花が咲いていました。
4メートルぐらいあるので遠くからでも目立ちます。皇帝ダリアです。
 メキシコ・中南米原産で、国内では広い庭で育てられることが多いです。花の少ない11月下旬から咲き出します。
 お家の方に伺ったところ、最初は1株だったものがこんなに増えたとのこと。今年は台風が少なかったので、大きく育ったそうです。
 皇帝ダリアが咲くと秋の深まりを感じます。

薄紫の花が秋空に映えて
薄紫の花が秋空に映えて
風になびいてゆらりゆらり
風になびいてゆらりゆらり
1株が徐々に増えて
1株が徐々に増えて
遠くからでも目立ちます
遠くからでも目立ちます

■2016/11/18 安全パトロールを実施

 平成28年11月18日(金)、旧吉野川河口堰で安全パトロールを行いました。
水資源機構では毎月、労働災害防止のための安全協議会を開催しており、水機構が発注した土木工事や設備工事等において、労働災害が起きないよう、発注者と受注者が一体となって現場パトロールや他事業所での事故事例の紹介を行っています。

 今回は、旧吉野川河口堰の制水(せいすい)ゲートの整備工事の状況をパトロールしました。
整備の内容は、劣化したり摩耗した部品を交換することと、腐食防止のため、鉄製のゲート本体の塗り替えを行うものであり、パトロール当日は鉄製ゲートの塗装をグラインダーで丁寧に剥がす作業を行っていました。
 職員や他の受注者が現場の様子を実際に目で確認し、危険が予測される箇所を指摘して改善を促します。この現場では、整理整頓が行き届いており、特に問題はありませんでした。
 
 労働災害事故は、ちょっとしたミスでも起きる可能性があります。これからも、地道な取組を通して、労災事故ゼロを目指してまいります。

旧吉野川河口堰3号制水ゲートを整備中
旧吉野川河口堰3号制水ゲートを整備中
防音・防塵のためゲートを覆っています
防音・防塵のためゲートを覆っています
要注意箇所を確認
要注意箇所を確認
危険な箇所がないか探します
危険な箇所がないか探します
工事看板を確認
工事看板を確認
参加者全員で要注意点を確認
参加者全員で要注意点を確認

■2016/11/17 水質事故対応訓練を実施

 平成28年11月17日(木)、旧吉野川河口堰管理所において水質事故対応訓練を実施しました。
 今回の訓練は、机上での関係機関への伝達と、実際に船を使ってオイルフェンス設置作業を行うことで、指揮系統や現地での作業手順を確認することが目的です。
 
 旧吉野川河口堰上流部に油膜の浮遊物が発見されたことを想定し、河口堰右岸上流に作業船でオイルフェンスを設置し、油吸着マットを散布しました。
 
 オイルフェンスはかさばる上にかなり重く、川への搬入と川からの回収には苦労しました。訓練後は反省会を行い、問題点を話し合いました。
 
 今後も、風水害、地震防災対応等に係る訓練を積み重ね、適正な河口堰管理と安全確保に努めていまいります。

水質分析のために採水
水質分析のために採水
オイルフェンスを運搬
オイルフェンスを運搬
水上にオイルフェンスを展開
水上にオイルフェンスを展開
油膜を囲みます
油膜を囲みます
設置完了
設置完了
油吸着マットを投入
油吸着マットを投入

■2016/11/12 「2016さめうら水源の森秋の上下流交流会」に参加しました

 平成28年11月11日(金)・12日(土)にかけて、「2016さめうら水源の森秋の上下流交流会」が開催され、旧吉野川河口堰管理所から8人が参加しました。

 この交流会は、吉野川の水源地域と下流地域の人達が集い、森の下草刈り・植樹などを協働して行い、水源地の環境を整備することの大切さを体感するとともに、相互の交流を深める場です。水機構も参加している「さめうら水源の森ネットワーク」の主催により、毎年春と秋の2回開催されています。

 初日はまず、村の特産品「はちきん地鶏」を飼育している養鶏場を見学しました。ここでは、早明浦ダムで発生する流木を、鶏舎の暖房用の薪ボイラーの燃料として有効活用する実証実験を行っています。鶏舎の中では、ニワトリが元気に育っていました。
 次に「さめうら水源の森」の「3001年の森」において、「さめうら水源の森ネットワーク」事務局の指導のもと、下流地域の「新町川を守る会」や旧吉野川で釣りを楽しんでいる方々のほか、国土交通省、徳島県などから総勢45人が参加して下草刈りと、密集して育ちすぎた樹木の間伐作業をあわせて行いました。
 夜は、地元大川村の和田村長さんらを交えての上下流交流会となり、水資源機構池田総合管理所から前述の実証実験の活動報告がなされ、その後は和やかな交流の場となりました。

 2日目は村役場対岸の森の下草刈りを行った後、以前植えたエドヒガンザクラの苗木に巻き付いたツルの除去を行いました。来春の桜の開花が楽しみです。両日とも雨に降られることもなく、作業は無事に終了しました。

養鶏場で概要説明
養鶏場で概要説明
元気に育つ「はちきん地鶏」
元気に育つ「はちきん地鶏」
これから頑張るぞ~!
これから頑張るぞ~!
チェーンソーで間伐
チェーンソーで間伐
1日目の下草刈り
1日目の下草刈り
実証実験の報告
実証実験の報告
和田村長のご挨拶
和田村長のご挨拶
2日目の下草刈り
2日目の下草刈り

■2016/11/03 文化の日

 徳島駅前の広場で、高校吹奏楽部の演奏が行われました。第35回徳島県高校総合文化祭のオープニングパレードです。

 今月、あわぎんホールを中心に、県内各校文化部の演奏会や発表会が催されます。文化の秋、芸術の秋、スポーツの秋、行楽の秋。お出かけされてはいかがでしょうか。

駅前広場でのオープニングパレード
駅前広場でのオープニングパレード
すだちくん ノリノリで盛り上げます!
すだちくん ノリノリで盛り上げます!
街角に力強く爽やかな音色が流れます♪
街角に力強く爽やかな音色が流れます♪

■2016/11/02 津波防災の日に訓練を実施しました

 津波対策の推進に関する法律により11月5日は「津波防災の日」と定められており、水資源機構でも各地で津波防災訓練が行われ、旧吉野川河口堰管理所では平成28年11月2日(水)に、津波防災訓練を実施しました。

 旧吉野川河口堰管理所では、「夜間の津波により水位計が損傷し、目視による水位監視が必要となった」事態を想定し、投光機により量水標を確認する照明訓練を行いました。

 実際に防災倉庫から投光機と可搬式の発電機などの機材を搬出し、今切川河口堰にある量水標を照らす訓練で、運び込んだ投光器の組み立て及び設置、発電機の操作手順を確認・始動を行ったあと、投光機を点灯させて量水標へ照射するまでの流れを職員全員で実施しました。

 地震はいつ発生するか分かりません。発生時には迅速な対応が不可欠なため、職員が一丸となって入念に訓練に取り組みました。
 これからもこのような訓練を通して、機器管理対応を徹底してまります。

機材を搬出
機材を搬出
訓練手順を確認
訓練手順を確認
発電機の操作確認
発電機の操作確認
投光機の組み立て
投光機の組み立て
投光機の点灯確認
投光機の点灯確認
量水標の反射を確認
量水標の反射を確認

■2016/10/31 河口堰ゲート整備工事見学会と報道機関向け説明会を開催

 平成28年10月31日(月)、旧吉野川河口堰の制水(せいすい)ゲートの整備工事見学会と、報道機関向けの事業説明会を開催しました。

 水資源機構では、計画的に施設の整備・補修などを行っており、現在では旧吉野川河口堰において制水ゲート3号を整備しており、ゲート本体を水中から引き上げた状態にしています。
 工事内容は、劣化や摩耗した部品を交換することと、鋼鉄製のゲート本体の塗り替え塗装を行うことです。

 今回は、普段水没していて見ることができない没水部の状況やゲート内部の状態を、徳島県・関係市町や国交省などの関係者を対象に、管理施設の状況を知っていただくことが目的です。
 また、今回は報道機関向けに、水機構事業や吉野川の状況についてご理解いただくことを目的とした事業説明会も行いました。

 当日は、徳島県・国交省などから7名、徳島新聞から1名の参加をいただきました。報道機関向けの説明の後、整備工事の概要説明を行い、現場を見学しました。
 ゲート外面底部では、腐食防止のための陽極棒が溶けてゲート本体の腐食を防いでいる様子が良く分かりました。また、ゲート内部に入ると鋼材の状況が良く分かり、内部の塗装などの状況は予想より良好でした。

 これからもこのような取り組みを通して、関係者の皆様とは施設の状況に関する相互理解を深めていくとともに、報道機関を通じて広く地域の方々に水機構の管理業務へのご理解を深めていただきたいと考えています。

報道機関向け事業説明
報道機関向け事業説明
河口堰ゲート整備工事の概要説明
河口堰ゲート整備工事の概要説明
ゲート底部を見学
ゲート底部を見学
腐食を防ぐ陽極棒。左が新品で右は12年間で溶けて細くなった状態
腐食を防ぐ陽極棒。左側が新品で
右側は12年間で溶けて細くなった状態
ゲートの内部を見学
ゲートの内部を見学
取り外した主ローラ
取り外した主ローラ

■2016/10/29 ひょうたんクルージングが開催されました

 平成28年10月29日(土)、北島町社会福祉協議会主催の「ひょうたんじまクルージング」が開催され、NPO法人新町川を守る会と水資源機構旧吉野川河口堰管理所が協力しました。

 北島町内のお子さんとそのご家族を対象に参加者を募り、水上から北島町の風景を眺めながら、水不足や塩害と闘った先人たちの知恵や苦労、水資源の大切さを学ぼうというものです。
 北島町は、旧吉野川と今切川(いまぎれがわ)に囲まれた町で、その形がひょうたんに似ていることから、このイベントの名称がつけられました。

 参加者は水辺プラザに集合して2隻の遊覧船に乗り込み、三ツ合(みつあい)合流点から鍋川閘門(なべかわこうもん)、今切川河口堰などの施設を巡りました。クルージングは2回運航され、計41名が参加し、それぞれ1時間ほどの船旅を楽しみました。

 遊覧船には水機構職員も同船し、施設の説明を行うとともに、今切川河口堰の上流および下流においては川水に含まれる塩分濃度の測定を行い、河口堰が塩水の遡上を防いでいることを実感してもらいました。

 参加者からは、「旧吉野川の歴史がよく分かった」「閘門のゲートが上がったり下がったりする様子が面白かった」などの感想をいただきました。
ひょうたんマップ

水辺プラザに皆さん集合
水辺プラザに皆さん集合
行ってらっしゃい!
行ってらっしゃい!
波を切って気持ちいぃ~!
波を切って気持ちいぃ~!
鍋川閘門に進入
鍋川閘門に進入
快適なクルージング
快適なクルージング
塩分の濃度を測定中
塩分の濃度を測定中

■2016/10/24 安全運転講習会を実施しました

 平成28年10月24日(月)、日頃より業務などで自動車を運転する機会が多いことに鑑み、日本自動車連盟(JAF)徳島支部さんにお願いし、安全運転講習会を実施しました。

 講習の前半はJAF講師の解説のもと、ドライブレコーダーに記録された映像を見ながら、実際に起こった事故の瞬間や、公道や店舗駐車場での歩行者の飛び出し、高速道路等の逆送車など、思わず目を覆いたくなる瞬間が多く、日頃から注意を怠らないよう気を引き締める機会となりました。

 後半は、飲酒ゴーグルによる疑似酒酔い状態での歩行体験、反射材の効果体験、そして屋外でシートベルトコンビンサーを用いた時速5km/hからの衝突体験を実施し、参加者がそれぞれ体験し、運転する側・歩行者それぞれの立場からできる安全対策について学びました。

 交通事故は予期せぬ状況から発生してしまいます。その時の天候や体調に留意し、安全運転を心がけ、これからも無事故を目指してまいります。

 なお、講習で用いられた一部の動画は、JAFさんの公式ホームページで公開されているとのことですので、ご家族や会社内での安全意識を高めるツールとして、ご覧になってはいかがでしょうか。

ドライブレコーダー映像を用いた講義
ドライブレコーダー映像を用いた講義
フラフラ…飲酒ゴーグルによる歩行体験
フラフラ…飲酒ゴーグルによる歩行体験
反射材の無い帽子は何も見えないぞ…
反射材の無い帽子は何も見えないぞ…
ドンっ!時速5km/hでもすごい衝撃です
ドンっ!時速5km/hでもすごい衝撃です

■2016/09/21 台風16号の影響によるじん芥等の除去作業を実施しています

 平成28年9月20日に上陸した台風16号により、旧吉野川河口堰の上流側に大量の流木・じん芥が漂着しました。

 堰施設や堰の下流域への障害を防ぐため、9月21日から除去作業を実施していますが、大量に漂着しているため、作業終了までには数日かかる見込みですので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。

平成28年9月21日現在の状況(旧吉野川河口堰上流側)
平成28年9月21日現在の状況(旧吉野川河口堰上流側)
流木・じん芥除去作業の状況
流木・じん芥除去作業の状況 

■2016/08/24 臨時の管理運営協議会の幹事会が開催されました

 平成28年8月24日(水)、旧吉野川河口堰管理所において臨時の管理運営協議会の幹事会が開催されました。
 今回の幹事会は、今後見込まれている、吉野川のさらなる「取水制限の強化」に対処するため、吉野川土地改良区からの提案を受け、河口堰の操作方法について協議するために開催されました。

 主な議題は、今後も早明浦ダムの貯水率が下がることで旧吉野川の流量が減ることを想定し、通常とは異なる、堰上流の水位変動を抑えた堰操作についてであり、事務局から具体的な運用方法が提案されました。
 幹事の方からは、「川の流量が減って水質の悪化が懸念されるので、水質情報の細やかな情報提供を求めたい。」との意見が出されました。

 今後、本幹事会で了承された内容を、協議会委員の確認をいただいてから実施していく予定です。

 小雨傾向がいつまで続くか分かりませんが、旧吉野川河口堰管理所は、今後とも適切な堰管理を行ってまいります。

議長(県河川整備課副課長)挨拶
議長(県河川整備課副課長)挨拶
吉野川土地改良区理事長から開催理由の説明
吉野川土地改良区理事長から開催理由の説明
水機構から水源状況や堰の操作等を説明
水機構から水源状況や堰の操作等を説明
水利用についての意見交換
水利用についての意見交換

■2016/08/19 まるごと吉野川「魅力再発見」講座が開催されました

 平成28年8月19日(金)、吉野川交流推進会議主催の、まるごと吉野川「魅力再発見」講座が開催されました。この催しは、吉野川についていろいろな観点からスポットを当てた講座が開かれています。
 今回は第2回にあたり、小学生4人と保護者2人に、徳島県の職員1人の計7人が参加されました。「吉野川の水利用を学ぼう」をテーマに、早明浦ダムで生み出された水が、旧吉野川流域でどのように利用されているかを知ることが目的です。

 旧吉野川河口堰管理所に到着した皆さんには、会議室で概要説明を聞いてもらい、普段は立ち入れない操作室をご案内しました。操作室では、操作当番の職員が堰の操作方法や、機器の役割について説明しました。
 その後、船が閘門(こうもん)を通る様子を、水機構の作業船を使って見てもらいました。大きな閘門のゲートが動く様子は、普段はなかなか見られません。職員の説明を聞きながら、熱心に見ていました。
 
 参加者からは、「水機構の管理所に来たのは初めてで、河口堰の働きを初めて知った」「施設がきれいで、管理開始から40年も経っているようには思えない」などの感想をいただきました。

 一行はこの後、吉野川北岸工業用水道の浄水場と水を使っている関連企業の工場見学に向かいました。水資源の大切さを実感した一日となったことでしょう。

吉野川の源流は高知県いの町の瓶ヶ森です
吉野川の源流は高知県いの町の瓶ヶ森です
          小雨で早明浦ダムからの補給水が多くてピンチです 節水にご協力をお願いします
小雨で早明浦ダムからの補給水が多くてピンチです
節水にご協力をお願いします
潮の満ち干にあわせてゲートを操作しています
潮の満ち干にあわせてゲートを操作しています
堰をバックに集合写真!
堰をバックに集合写真!
閘門(こうもん)下流から作業船が進入
閘門(こうもん)下流から作業船が進入
安全を確認して上流へ進行
安全を確認して上流へ進行

■2016/08/01 「吉野川フェスティバル」にて広報ブース出展

 旧吉野川河口堰管理所では、平成28年7月30日(土)・31日(日)に、2016吉野川フェスティバルにおいて、吉野川本部と共同で「水資源機構」のブースを出展しました。
 このイベントは毎年吉野川河畔で開催される、徳島の夏の一大イベントで、水機構では水の大切さと水機構事業のPRのために、テントブースでのパネル展示やお子様向けの工作等を行ってきました。

 今回は、木製コースターの絵付けと、牛乳パックを使った簡易な工作やPCクイズを行いました。コースターは、職員が早明浦ダム周辺の水源の森を守るために、間伐を行った際に切り出したヒノキの間伐材を加工したものです。また、早明浦ダム管理所からは、ダム放流の様子を刻印した特別製のコースターも提供され、アンケートに回答された方にプレゼントしました。

 ブースには多くの家族連れが訪れ、思い思いの絵をコースターに描いていました。また、工作コーナーでは、水を使って遊ぶものをテーマに牛乳パックで船を作って水に浮かべて遊んでもらいました。同時に、海水淡水化装置の紹介や水機構の管理施設のパネル展示も行いました。

 吉野川では、SUP(スタンドアップパドルボート)の競技や遠泳、干潟での相撲大会、ステージでは、ご当地ヒーローショウやバンド演奏などが行われ、猛暑に負けない勢いで会場を盛り上げていました。

水の週間をPR
水の週間をPR
すだちくん登場!
すだちくん登場!
牛乳パックで船を作ろう
牛乳パックで船を作ろう
うまく進むかな?
うまく進むかな?
コースターに絵を描こう
コースターに絵を描こう
アンケートにご協力 ありがとうございます
アンケートにご協力 ありがとうございます
繁盛してます
繁盛してます
PCクイズに挑戦
PCクイズに挑戦

■2016/08/01 とくしま「打ち水」大作戦2016に参加

 8月1日は「水の日」で、この日から1週間が「水の週間」です。限りある水資源の大切さ、水資源開発や施設管理の重要性を啓発するため、全国で様々な行事が行われます。

 旧吉野川河口堰管理所では、7月30日に徳島駅周辺で行われた、とくしま「打ち水」大作戦2016に参加し、水の週間のPR活動を行いました。

 打ち水は、朝夕に家の周りや道路に水を撒き、水が蒸発する時に気化熱がうばわれる原理を利用して涼を得る、昔ながらの庶民の知恵です。

 今回は、まず駅前でデモンストレーションを行い、本番はアミコビル2階時計前広場で行われました。打ち水の効果を確認するため、地表の温度を測った結果、7度も低下しました。打ち水には、生活排水の再処理水を使用しており、家庭で行う時には、風呂の残り湯の使用を薦めて、水の有効活用を啓発していました。皆さんもご家庭で打ち水にトライしませんか。

水の週間をPR
水の週間をPR
駅前でデモンストレーション
駅前でデモンストレーション
一斉に水撒き
一斉に水撒き
涼しくなぁれ
涼しくなぁれ
7度も温度が下がりました
7度も温度が下がりました
すだちくんとカワニ―も応援
すだちくんとカワニ―も応援

■2016/08/01 「吉野川フェスティバル」の夜

 平成28年7月29日~31日に、徳島市の吉野川河畔で2016吉野川フェスティバルが開催されました。このイベントは徳島の夏の大イベントとあって、大勢の人で賑わいます。特に夜は、美味しいバーベキューと花火が楽しめるので、どっとお客さんが繰り出します。たこ焼き、からあげ、カキ氷など食べ物&物産ショップも充実しています。

 今年は好天に恵まれ大盛況でした。徳島へお出かけの際は是非お立ち寄りください。

夕方の会場
夕方の会場
BBQ風景
ビールが旨い!
徳島県警音楽隊の演奏
徳島県警音楽隊の演奏
吉野川流域の幹部が歓談
吉野川流域の幹部が歓談
BBQ風景
話が弾みます
川岸で花火
川岸で花火

■2016/07/27 安全協議会で慰霊行事

 平成28年7月27日、旧吉野川河口堰管理所安全協議会で慰霊の行事を行いました。毎月の安全協議会では、労働災害防止のため、発注工事現場の安全パトロールや、事故防止対策の話し合いなどを行っています。

 今回は、「過去の死亡事故事例を風化させない取組」を行いました。水機構関係者が管理所西側の広場にある慰霊碑前に集合し、旧吉野川河口堰と今切川(いまぎれがわ)河口堰の建設時期に発生した、2件の労災事故を確認しました。慰霊碑の周辺を清掃した後、犠牲になられた2名の方のご冥福と事故再発防止を祈念して、黙祷をささげました。

 今後、同様の重大事故が発生しないよう、安全に十分留意して業務を実施していきます。

慰霊碑を清掃
慰霊碑を清掃
花壇を清掃
花壇を清掃
全員黙祷
全員黙祷

■2016/07/26 トクシマ恐竜展

 徳島県立博物館で、トクシマ恐竜展が開催されています。世界最古の恐竜化石など100点以上が展示されていました。世界各地から発掘された巨大恐竜群の展示はスゴイ迫力。家族連れが大勢来ていましたが、怖がって泣き出す子どもが続出していました。動いて吠える恐竜ロボットもいて、臨場感があります。

 当日は、お子さん向けのスタンプラリーが行われていました。9月中旬までの開催です。一見の価値ありです。

最古の恐竜たち
最古の恐竜たち
福井県勝山市の恐竜たち
福井県勝山市の恐竜たち
草食のフクイサウルス
草食のフクイサウルス
リアルな恐竜ロボット
リアルな恐竜ロボット 怖くないの?
巨大恐竜の展示
巨大恐竜の展示
アクロカントサウルス
アクロカントサウルス すごい歯

■2016/07/21 豊川(とよがわ)総合用水土地改良区来訪

 平成28年7月21日(木)、愛知県から、豊川総合用水土地改良区の役職員18名が来訪されました。吉野川水系の管理施設の視察と関係者との意見交換を行い、見識を広めることが目的です。

 旧吉野川河口堰管理所へ来られる途中、吉野川本川の第十堰と第十樋門をバス車内から視察された後、管理所で河口堰の役割や運用などについて、職員が説明を行いました。その後、操作室でゲート操作の様子を見られました。

 また、現地で実際に、作業船が閘門(こうもん)を通過する様子を見られました。参加者からは、他の河口堰との管理方法の違いや、下流の利水者が水源地域に対してどのように感謝の気持ちを伝えているかなど、熱心な質問が出され有意義な意見交換の場となりました。

歓迎の挨拶
歓迎の挨拶
概要説明
概要説明
ゲート操作等説明
ゲート操作等説明
下流から作業船が閘室に進入
下流から作業船が閘室に進入
ゲートの上昇を待ちます
ゲートの上昇を待ちます
集合写真
お疲れ様でした

■2016/07/21 蓮の花

 鳴門市、松茂町、北島町などではレンコンが多く栽培されています。梅雨明けの日差しの中、蓮の花が咲いています。ヒマワリの畑もありました。水路には小魚やメダカが泳いでいます。この地域の夏の風景です。

一面の蓮田
一面の蓮田
北島町の体育館付近
北島町の体育館付近
清楚な白色の蓮の花
清楚な白色
可憐なピンクの蓮の花
可憐なピンク
ヒマワリ畑がありました
ヒマワリ畑がありました
夏の主役
夏の主役

■2016/07/12 環境学習会を開催

 平成28年7月12日(火)、旧吉野川河口堰管理所で環境学習会を開催しました。環境関係の見識を深めて、業務に役立てることを目的にしています。管理所職員の他、徳島県、徳島市、鳴門市、北島町、土地改良区を含め25人が参加しました。 

 今回は水質調査業務を受注した、ニタコンサルタント(株)に講師をお願いし、旧吉野川の水質状況や外来生物について講義を受けました。最期にゲーム形式で、町づくりと環境負荷について、グループに分かれて討議を行い、「水質と環境」について新たな視点での認識ができ、有意義な学習会となりました。

 参加された方からは、「学習会の内容に更に工夫を」「もう少し掘り下げて」等の意見があった一方、「参考になった」「参加型のプログラムが良かった」「また参加したい」と好評の感想もいただきました。今後も継続して、地域の環境や歴史などについて広く学んでいきたいと思います。

旧吉野川の水質の講義
旧吉野川の水質の講義
旧吉野川の外来生物の講義
旧吉野川の外来生物の講義
水の密度の実験
水の密度の実験
自分の町を作ってみよう
自分の町を作ってみよう その後は・・・

■2016/07/12 平成28年度優良業務等表彰を実施

 平成28年7月12日(火)、平成28年度優良業務等表彰を実施しました。水資源機構では、特に優れた成績を収めた工事や業務について、施行した受注者を表彰しています。
 今回、平成27年度中に完成した業務の中から、旧吉野川河口堰外水質調査業務において、特に優秀な評価を得た「ニタコンサルタント(株)」を優良業務受注者表彰し、同業務の主任技術者を優秀技術者表彰しました。

 表彰の理由は、別途国土交通省が実施する別の水質調査との行程調整を適切に行ったことや、採水の分析の品質に工夫があったことと併せ、採水時の安全確保をはじめとした無事故・無災害での業務履行が評価されたことによります。

 当日は、表彰についての趣旨説明のあと所長から表彰状を授与し、水機構の経営理念(安全で良質な水を安定して安く提供する)に寄与する業務執行であったとの祝辞を述べました。これに対し、受注者さんからは「今後もより良い業務を遂行していきたい」との謝意が返されました。
 
 良い仕事は、発注者と受注者が互いに協力してこそ生まれます。これからも多くの業務が選定されることを望みます。

優良業者表彰
優良業者表彰
優良技術者表彰
優良技術者表彰
集合写真
集合写真

■2016/07/08 水辺で乾杯in新町川

 NPO法人新町川を守る主催のイベントに参加しました。平成28年7月7日午後7時7分に、水辺で全国一斉に「乾杯」し水辺を楽しむ趣向です。徳島市では新町川水際公園が会場になり、遠藤徳島市長の挨拶の後、約100人の参加者が一斉にワインで乾杯しました。

 その後、元アナウンサー岩瀬さんらによる朗読やフルートの演奏など、楽しい催しが続きました。夜が更けるにつれ、川面にキャンドルの明かりが写り、盛況の内にイベントは終了しました。

遠藤市長の挨拶
遠藤市長の挨拶
スタンドアップパドルボートが登場
SUP(スタンドアップパドルボート)が登場
7時7分 一斉に乾杯
7時7分 一斉にカンパ~イ
岩瀬さんの朗読「額田王」
岩瀬さんの朗読「額田王」
フルート演奏
フルート演奏
楽しい催しにご機嫌
楽しい催しにご機嫌

■2016/07/01 田中家住宅

 吉野川の南岸、石井町に国の重要文化財である田中家住宅があります。吉野川沿いの地域では、洪水による氾濫が多発していました。このため、稲作には不向きでしたが、洪水がもたらす肥沃な土壌は、藍の栽培に適していました。江戸時代の阿波藩は、藍作を奨励し、「阿波藍」は藩の特産品として、財政を潤しました。

 田中家住宅は、江戸時代末期の建築様式を残しており、今も人がお住まいです。日曜日には一般に公開されていますが、当日は特別に見せていただきました。

立派な茅葺屋根の主屋
立派な茅葺屋根の主屋
歴史を感じる納屋
歴史を感じる納屋
裏手は作業場の雰囲気
裏手は作業場の雰囲気
大きなはねつるべ
大きな撥ね釣瓶(はねつるべ)
井戸の水を汲む仕掛です

■2016/06/27 撫養(むや)航路案内乗船を行いました

 平成28年6月26日(日)、NPO法人新町川を守る会主催の、撫養航路探訪イベントが行われました。

 明治時代に徳島市の新町橋(新町川)から吉野川、今切(いまぎれ)川、鍋川、旧吉野川、撫養川と6つの川を通り、鳴門市の文明橋までを結ぶ、撫養航路が運行していました。しかし、その後の鉄道の開通により役割を終えました。
 新町川を守る会では、撫養航路を再現し、観光と歴史探訪を体験できるイベントとして取組んでいます。気候の良い春から秋にかけて、定期的に実施しています。

 航路が、水資源機構が管理する河口堰などの施設を通過することから、水機構がイベントに協力し、職員が乗船して施設の説明や周辺の案内を行っています。
 当日は梅雨の中休みとなり、快適な船旅になりました。今回は、中国からの留学生を含む徳島大学生や徳島市近隣の方9人が参加されました。 

 参加者からは、「以前に、河口堰上流で水草の大発生があり、川が水草で埋め尽くされた」と地元の方ならではのお話が聞けました。また、「川面からの眺めを一度楽しみたかった。念願がかなった」「閘門(こうもん)を通るとき、上下流の水位を調節することを初めて知った」などの感想をいただきました。

ご一行様ご到着
ご一行様ご到着
国内最大級の可動橋
国内最大級の可動橋
鍋川閘門(こうもん)通過
鍋川閘門(こうもん)通過
快適な船旅
快適な船旅
鳴門の朝市
鳴門の朝市
ウェイクボード
ウェイクボード 気持よさそう

■2016/06/28 「2016さめうら水源の森春の上下流交流会」に参加しました

 平成28年6月24日(金)・25日(土)にかけて、「2016さめうら水源の森春の上下流交流会」が開催され、旧吉野川河口堰管理所から6人が参加しました。

 この交流会は、吉野川の水源地域と下流地域の人達が集い、森の下草刈り・植樹などを協働して行い、水源地の環境を整備することの大切さを体感するとともに、相互の交流を深める場です。水機構も参加している「さめうら水源の森ネットワーク」の主催により、毎年春と秋の2回開催されています。

 初日は「さめうら水源の森」の「3001年の森」において、上流地域の「れいほくNPO」、下流地域の「新町川を守る会」などから約40人が参加して下草刈りを行いました。

 夜は、地元の大川村長さんらを交えての上下流交流会となり、れいほくNPOと新町川を守る会から活動報告がなされました。その中では、下流地域の方々にもっと水源地域のことを知ってもらうためには、取組の継続が必要であり、そのためには今回参加された方々の協力が不可欠であるとの提言がなされました。その後は、和やかな交流の場となりました。

 2日目は村役場対岸の森の下草刈りを行った後、以前植えたエドヒガンザクラの苗木の支柱を補修しました。大きく育って桜の名所になってほしいものです。両日とも雨が心配されましたが、降られることもなく、作業は無事に終了しました 。

1日目の下草刈り
1日目の下草刈り
参加者集合写真
おつかれさまでした
れいほくNPOの活動報告
れいほくNPOの活動報告
新町川を守る会のイベント告知
新町川を守る会のイベント告知
懇親会風景
和やかな懇親会
2日目の下草刈り
2日目の下草刈り
斜面での作業
斜面での作業はしんどい!
支柱の取り替え
支柱を取り替えましょう

■2016/06/23 ナシ、レンコン

 徳島市周辺では、松茂町、北島町などでナシが多く栽培されています。夏の暑い時期にはもってこいの果物。7月中旬から8月中旬にかけては幸水が、お盆すぎには豊水が食べ頃になります。この時期、ナシの実が大きくなります。農家では実を間引く摘果の作業が忙しくなります。美味しいナシが食べられるまでもう少しです。
 
 ナシ畑の横にはレンコン畑もあって、この地域ののどかな風景が広がります。

袋かけが終わったナシ畑
袋かけが終わったナシ畑
ピンポン球くらいの実
ピンポン球くらいの実 これから摘果です
鳴門市の給水塔とナシ畑
鳴門市の給水塔とナシ畑
レンコン畑
レンコン畑 開花はもうすぐ

■2016/06/21 熱中症対策講習会を開催

 平成28年6月21日(火)、旧吉野川河口堰管理所で熱中症対策講習会を開催しました。梅雨前線の活動が活発になり、蒸し暑い日が続き、熱中症の被害が懸念されます。職員や関係者が熱中症対策の正しい知識を学んで、労働災害防止に役立てることを目的に開催しました。職員の他受注業者ら17人が参加しました。 

 工業用水のエンドユーザーでもある大塚製薬(株)に講師をお願いし、熱中症が起こる原因と対策について受講しました。熱中症の発症が、業態では建設業が最も多く、従事者の高齢化が発症に拍車をかけている実態などが述べられました。講義の後には熱心な質疑応答がなされました。

 今年の夏は3年ぶりの猛暑が予想されています。十分な水分、塩分補給を行い、防止対策に努めてまいります。

大塚製薬(株)からの講師 草浦さん
大塚製薬(株)からの講師 草浦さん
人体の大部分は水分です
人体の大部分は水分です
年齢によって発症の原因が違います
年齢によって発症の原因が違います
加齢とともに水分量が減少します
加齢とともに水分量が減少します

■2016/06/14 カワニーズ

 カワニーズは、「とくしま旅づくりネット」の公式キャラクターです。とくしま旅づくりネットは徳島駅前アミコビルの地下にあり、徳島市と周辺の12市町村の様々な観光メニューの紹介や特産品の紹介・販売を行っています。カワニーズは、この地域の川にちなんだ、7匹のワニのキャラクターです。この日は、アミコでイベントがあり、カワニーも応援に駆けつけていました。

イベントを応援
イベントを応援
 歌うゆるキャラ?の石焼いも子さん
歌うゆるキャラ?の石焼いも子さん
会場を盛り上げます
会場を盛り上げます
青いのは きゅうよしのがわに~
青いのは きゅうよしのがわに~

■2016/06/08 徳島県防災センター

 徳島市の北隣の北島町に、徳島県立防災センターがあります。この施設は「災害に強い人づくり」を目指して、防災学習や研修の場として利用されており、実際にいろんな防災体験が出来ます。過去に起きた巨大地震の強い揺れを体験できる「地震体験」。水が出る消火器を使う「消火体験」。AEDや人形を使って心肺蘇生法を学ぶ「救命体験」等が行われています。

 6月には「土砂災害防止月間のパネル展」が行われ、県内の事例を紹介していました。

土砂災害防止のパネル
土砂災害防止のパネル
土砂災害防止のパネル
土砂災害防止のパネル
防災グッズ
防災グッズ
ハザードマップなど
ハザードマップなど

■2016/06/07 ジェラート屋さん

 北島町役場の西、三ツ合橋付近にステキなジェラート屋さんがあります。手作りのジェラートが人気のようで、お客さんが絶えません。店内からは、旧吉野川の川辺の景色が楽しめます。

どれも美味しそう
どれも美味しそう
素敵な眺め
素敵な眺め、癒されます
5種類のお好みセレクト
5種類のお好みセレクト
おしゃれな外観
おしゃれな外観

■2016/06/01 アドプト・プログラム

 平成28年6月1日に、今年度最初の河川清掃を行いました。この取組は、アドプト・プログラムの活動として実施しています。アドプト・プログラムとは、地元企業や住民が、道路や川の土手などの公共物を自分の養子とみなし、定期的に清掃活動を行うボランティア制度です。

 当管理所は、平成14年度から吉野川交流推進会議のアドプト・プログラム活動に参加しており、年に数回今切川(いまぎれがわ)河口堰の上流部で清掃活動を行っています。吉野川交流推進会議は、吉野川に関連した学習活動も行っており、当管理所をはじめ、徳島県北岸工業用水の浄水場などの見学会も行っています。

 当日は、終業時刻後の短時間に、空き缶やペットボトルなどの生活ゴミがたくさん集まりました。今後も周辺の環境美化に努めてまいります。

カラーコーンがあったよ
カラーコーンがあったよ
空き缶が多いな
空き缶が多いな
食品の容器もあるよ
食品の容器もあるよ
軽トラで回収
軽トラで回収
分別しましょう
分別しましょう
重さを計ろう
重さを計ろう

■2016/05/27 船舶操縦訓練を実施

 平成28年5月27日(金)、旧吉野川河口堰管理所において、船舶操縦訓練を実施しました。当管理所には、作業船と水草回収船の2隻が配備されており、水上巡視と水草、塵芥回収に使用されています。
 
 当日の訓練では、まず屋内で船の取扱、航行の安全管理、航路の危険箇所などを確認し、その後実技操縦訓練を行いました。機械担当の職員が教官を努め、船の出航前の点検を行った後、実技操縦訓練を行いました。4月の異動で転入した職員もいて、慣れない船に苦労しながらも、真剣に操縦技術の習得に取り組みました。今後も全員が訓練を経験し、適正な管理業務に努めて参ります。

航路の危険個所の確認
鍋川は慎重に進むこと
船の取扱説明
キースイッチはここ
着水
無事に着水
実技訓練
いざ 実技訓練
ゲートが開くと水の流れが速くなる
ゲートが開くと水の流れが速くなるよ
まっすぐ進むのが難しい
まっすぐ進むのが難しい

■2016/05/26 洪水対応演習を実施

 平成28年5月26日(木)、旧吉野川河口堰管理所において洪水対応演習を実施しました。洪水時に関係機関への情報伝達や洪水時のゲート操作を的確でかつ迅速に行えるようにするのが目的です。

 職員は、それぞれの役割分担で行動します。水位、降雨状況、潮位などを把握しゲート操作法を確認し操作する操作班、関係機関へ防災情報を伝達する事務班、ゲート操作に伴う施設点検を行う施設管理班に分かれます。施設管理班は河口堰のゲート付近に作動の妨げになる流木や塵芥が溜まっていないか等を確認しました。本日の演習には地元の新聞記者さんが来られて、今切川(いまぎれがわ)河口堰での施設点検の様子を取材されました。

 午後からは、通常のコンピュータ制御によるゲート操作を停止して、防災時のゲート操作訓練、非常用予備発電機の起動訓練などを行いました。このような訓練を基に、適切な管理業務の実施に努めてまいります。

操作室から指示を出します
操作室から指示を出します
ゲート付近の確認作業
ゲート付近に流木がないかな
 訓練の合間に記者さんに機械設備の説明
訓練の合間に記者さんに機械設備の説明
ゲートの洪水時操作訓練(操作卓)
ゲートの洪水時操作訓練(操作卓)
観測設備の操作訓練
観測設備の操作訓練
非常用予備発電機の起動訓練
非常用予備発電機の起動訓練

■2016/05/26 ある日の水際交流プラザ

 今切川(いまぎれがわ)の川沿いに、北島町水辺交流プラザがあります。川を身近に楽しむための親水公園になっています。休日には、野菜の産直市やバス釣り用品の販売を行っています。 

 当日は、ブラックバス釣り愛好家のイベントが行われていました。関東や関西ナンバーのバスボートがたくさん来ています。
 奥の方では、地元の消防署の潜水訓練が行われていました。皆さん真剣に取り組まれていました。

 近くには美味しいアイスクリーム屋さんもあるそうです。休日にはお出かけされてはいかがでしょうか。

バス釣り愛好家が集合
バス釣り愛好家が集合
巨きいバスボート
巨きいバスボート
川から引き上げるバスボート
川から引き上げ
板野東部消防署の潜水訓練
板野東部消防署の潜水訓練
潜水器具を着けて水中へ
潜水器具を着けて水中へ
見守る教官だち
見守る教官だち

■2016/05/25 月見ヶ丘海浜公園

 徳島阿波おどり空港の南側に、徳島県立月見ケ丘海浜公園があります。広大な芝生の広場に、遊具やコテージ・バーベキュー施設・会議室などが整備されています。隣の空港に離着陸する飛行機が間近に見られます。

 夏日の今日は、水遊びをする子供達の歓声が響いていました。

子供広場「じゃぶじゃぶ池」
涼しぃ~
子供広場「ふわふわドーム」
ぴょんぴょん たのしぃ~
芝生広場
四つ葉はないかな
コテージ
コテージに泊まりたいな

■2016/05/19 ご近所の花

 朝夕は肌寒くても、昼間は暑い今日この頃。管理所のご近所にも夏の訪れを感じさせる花々が春の便りが次々に。もうすぐ6月ですね。

スイトピー
可愛いスイトピー
ヤマボウシ
ヤマボウシ ハナミズキの仲間です
ツルバラ
可憐なツルバラ
アマリリス
大輪のアマリリス

■2016/05/17 小松海岸

 吉野川左岸の河口に、小松海岸があります。砂浜が美しい海岸で、徳島市でただ一つの海水浴場があります。今日は小雨が降っていますが、強風で良い波が立っているのかサーファーが大勢来ています。波に乗ってサーフィンを楽しんでいました。

 周辺の畑には、名産のサツマイモが一面に植えられ、春の深まりが感じられます。

小松海岸1
小松海岸2
サツマイモ畑1
サツマイモ畑2

■2016/05/11 陸上パトロール

 旧吉野川河口堰管理所では、平成28年5月11日(水)、陸上パトロール行いました。この取組は毎月1回、管理所の職員が旧吉野川流域内の河川関連施設の確認を行い、管理業務の一助としているものです。河川に関係する施設は、国交省、農水省、県、市町、土地改良区など多数の管理者が混在しています。流域内施設の状況を知ることは、管理業務の基本です。

 当日は、上流部の雨量観測局舎などを巡視しましたが、今回のパトロールでは特に異常は見当たりませんでした。これからも、地道な取組を通して、適切な施設管理を目指してまいります。

 皆様の目で見られて、管理施設に何か気になることを見つけられた時は、管理所までお知らせください。

雨量計を点検
雨量計を点検
ゴミや葉っぱは取り除きます
ゴミや葉っぱは取り除きます

■2016/04/26 危険な個所がないか点検

 ~ 平成28年度 一般利用施設の安全点検を実施 ~

 平成28年4月26日に旧吉野川河口堰、今切川河口堰の両河口堰において一般利用施設の安全点検を実施しました。

 この安全点検は、一般の方が利用されるにあたり危険な箇所がないかを利用者の目線で行うもので、点検には河口堰が位置する地元自治体の徳島市、北島町、松茂町の職員の方にも参加して頂きました。
 点検をおこなった結果、危険な箇所は見当たりませんでした。
 ただし、両河口堰とも管理橋が一般通行できるようになっており、自動車や自転車の交通量が多い上、道幅が狭いので通行の際には気をつける必要があります。
 管理橋を通行される方は、くれぐれも安全運転でお願いします。

 何か気になる箇所がありましたら、旧吉野川河口堰管理所までご一報ください。


 旧吉堰での点検状況1       旧吉堰での点検状況2
  旧吉野川河口堰での点検状況

 今切堰での点検状況1       今切堰での点検状況2
今切川河口堰での点検状況
独立行政法人水資源機構ロゴマーク
独立行政法人 水資源機構
旧吉野川河口堰管理所

〒771-0144 徳島県徳島市川内町榎瀬841 Tel.088-665-1435 Fax.088-665-1374
E-mail/kyuyoshi@mbs.sphere.ne.jp