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筑後大堰では、環境に配慮してさまざまな取り組みを行っています。 |
筑後大堰の建設による河川域および海域の環境影響を監視するため、着工前の昭和52年に建設省(現:国土交通省)・農林水産省・福岡県・佐賀県・水資源開発公団(現:独立行政法人水資源機構)の関係機関からなる委員と、学識経験者からなる専門委員で構成する「筑後大堰関連環境調査連絡協議会」が組織され、平成8年からは両県の有明海漁連及び、両県の内水面漁協の代表者も参画した協議会となって、多くの環境調査が行われてきました。 これらの調査で得られたデータは、毎年1回「協議会」に提示され、パンフレット「筑後大堰環境モニタリング」として公表されています。 これらの調査は、福岡県・佐賀県・独立行政法人水資源機構が主体となり、環境調査を実施し、国土交通省などによる資料調査が行われています。調査範囲は、堰の貯水による水質変化を把握するために、堰周辺から経年的な変化を監視するための堰下流および海域に及んでいます。調査項目は、水質・底質・生物・魚類のそ上など多岐にわたっています。 |
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水 質 | 堰周辺 | 5点 | 毎月1回 | 水温・pH・DO・COD・濁度・塩分・栄養塩(ちっ素・りん)など | |
堰下流 | 3点 | 同上 | |||
海域 | 25点 | 同上 | |||
底 質 | 堰下流〜海域 | 9点 | 年2回(一部年1回) | 強熱減量・粒度組成・COD・栄養塩(ちっ素・りん) | |
生 物 | 底生生物 | 海域 | 3点 | 同上 | 出現種・出現個体数 |
魚卵・稚仔魚 | 堰下流〜海域 | 6点 | 毎月1回 | 出現種・出現個体数 | |
プランクトン | 堰下流 | 3点 | 隔月1回 | クロロフィル・プランクトン沈殿量 | |
海域 | 25点 | 毎月1回 | |||
魚道・貯水池周辺 | そ上実態 | 筑後大堰魚道 | 4ヵ所 | そ上期毎週1回 | 魚種・尾数(稚アユ・稚ガニ) |
そ上実態 | 筑後大堰閘門 | 1ヵ所 | 適宜 | 魚種・尾数 | |
流下仔アユ | 久留米大橋 | 1ヵ所 | 降下期毎週1回 | 尾数 | |
資料調査 | 気象・海象 | 福岡・佐賀県 | 流域 |
気温・降水量・日照時間・水温・ 海水比重 |
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流量 | 筑後川ほか | 4地点 | 日流量 | ||
のり養殖 | 福岡・佐賀県 | 漁区別 | 生産量・生産額など | ||
漁業生物 | 福岡・佐賀県 | 海域 | 魚種別漁獲量 |
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筑後大堰と筑後川の環境パンフレット |
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