小石原川ダム周辺におけるヘリコプター飛行時の配慮のお願い

 小石原川ダム周辺の山林には希少猛禽類であるクマタカが生息しており、小石原川ダム管理所では、クマタカの保全対策を行っています。

 このため、クマタカ保全の観点から、繁殖期である12月〜翌年8月までの期間につきましては、災害防止活動・救助活動などのやむを得ない場合を除いて、小石原川ダム周辺におけるヘリコプター等の低空飛行や長時間の飛行等は行わないなどのご配慮をお願いいたします。

 ご不明な点がございましたら、お問い合わせ下さい。


ダム周辺の豊かな森林を守るために大切なこと

Around MAP
3ダム周辺マップ等
R5.5(PDF 2.0MB)

 水資源機構は、環境と事業の両立のため小石原川ダムの工事中から継続的に、様々な保全対策を行っています。

 ダム周辺の森林には、現在も、豊かな森林であることの証(指標種)であるクマタカをはじめとする、様々な野生生物が暮らしています。ダム周辺の森林は、我々人間にとっても貴重な水源を涵養する場であるだけでなく、野生生物にとっても大切な生活場所です。これからもずっと、野生生物が安心して暮らせる森林を守るためには、ダム湖周辺に生息するクマタカや野生生物への人による影響を可能な限り避けることが必要です。


【ダム周辺にお越し頂いた皆様へのお願い】

  • @クマタカなどの野生生物が生活する森林には、立ち入らないようにしましょう。
  • Aクマタカなどの野生生物は『鳴き声』でお互いの場所等を認識していることが多いので、人工的な大きな音は出さないようにしましょう。
  • B夜行性の動物は『目』だけでなく『耳』も発達していることが多いので、夜間に人工的な強い光をつけたり、大きな音を出したりしないようにしましょう。
  • C空は、クマタカなど空を飛べる動物が行動する場所です。驚かせて行動を妨害したり、衝突事故を起こしたりしないよう、ドローンや凧などを飛ばさないでください。施設管理の面からも、小石原川ダム貯水池周辺でのドローンなどの飛行はお断りします。
  • D道路は、野生生物が暮らす場所の中に作られています。衝突事故を防止するためにも、車はゆっくり走行しましょう。
  • E人工的な食べ物を好むカラスのような野生生物が増えすぎると、生態系のバランスを崩すことがあります。ごみは必ず持ち帰りましょう。