右の写真は、愛知用水の水源である牧尾ダムが建設される前まで長野県王滝村に存在した「小林旅館」です。
木造3階建ての立派な建物は当時としては大変珍しかったそうです。
しかし牧尾ダムの建設によってここの土地が水没するということで建物は解体され、現在は残っていません。
当時、従業員として働いていた現在79歳の長野県王滝村在住の方がこの貴重なお写真を提供してくださいました。 |

「小林旅館」従業員一同
1955年(昭和30年)8月25日撮影 |
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ベランダに集まる宿泊者の方々 |
この旅館は、愛知用水の建設に多大な功績を残した一人である「久野庄太郎」氏が、定宿として利用されていました。
愛知用水の建設の協力、理解を得るために、ここに泊まり王滝村の方々への説明、説得にまわられたそうです。 |
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