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ミズ歩きのラストの旅は 知多半島の先端「師崎港(もろざきこう)」(愛知県知多郡南知多町)に行ってきました。

知多半島の海岸沿いにはお土産屋さん 海の幸がいただけるお食事処 旅館やレジャー施設などがたくさんあるのですが
ここ「師崎港」あたりはとくに多くの人が訪れる愛知県の観光スポットのひとつです。


旅館などが立ち並ぶ「師崎港」周辺

すぐそばには「日間賀島(ひまかじま)」「篠島(しのじま)」といった離島がありこちらも多くの観光客でにぎわっています。
 



 
目の前に見える「日間賀島」

今はまったく感じられませんが このあたりは以前 とても水不足に悩まされた土地でした。

「師崎」では昭和のはじめ頃までは きれいな真水がでる井戸がたくさんあったのですが 台風のたびに海水をかぶり 昭和20年代には たった一箇所の共同井戸だけになってしまいました。
しかしその水も「ハマグリ水」と呼ばれ白くにごっていました。

それでもその水を何回も使い分けて大切にしていたそうです。

その共同井戸が まだ残っているというので行ってみました。
 
毎日3度の水汲みがここに住む主婦たちの重要な仕事だったそうです


「浜井戸」とよばれる師崎の共同井戸
  「師崎港」から歩いてすぐそばの住宅地の中にあり きれいに保存されていました。

この井戸は愛知用水ができるまで使われていたそうです。


「浜井戸」について書かれた看板 ※大きい写真は⇒こちら


その後 海を背に 少し陸のほうに向かうと・・・


丘いっぱいに広がる畑がみられます!
(※訪れたときは夏の収穫が終わり次の農作物の準備をしているところでした)

ここでは温暖な気候を利用し タマネギなどいろいろな農作物を栽培しているそうです。

愛知用水ができるほんの50数年前まで水不足の為 稲作はため池の水を使い 畑は雨まかせだったという知多半島の農業。
そんなことを想像もできないくらい畑が広がっていました。


愛知用水と「知多半島」。
そのつながりを感じながら訪れると 一味違った旅ができるかもしれません。
   
ミズキCheck!
Σ(・∀・ノ)ノ
港に七面鳥の丸焼きが!?




(*゚ぺ*)? ん?


ここの住人(?)の

にゃんこでした(*´ω`)
 
 
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