木曽川水系における洪水調節等実績 (R3年8月12日からの大雨への対応)    2021年8月30日

●水資源機構が管理する木曽川水系の上流ダム群では、令和3年8月12日からの大雨による出水に対して、洪水を貯留し放流量を流入量より抑える操作(洪水調節)等を実施し、河川水位の上昇を一時的に抑える効果を発揮しました。 この結果、合計で5,769万㎥の洪水を貯留しました。

●また、河川の下流部に位置する木曽川大堰(馬飼頭首工)では約10,158㎥/s(管理開始後最大)、長良川河口堰では約3,200㎥/sの河川流量を観測しましたが、各堰のゲートの全開操作を行うことにより、洪水を安全に流下させました。

●各施設の詳細な情報は、下記のリンクよりご覧になれます。
   ダムの状況: (木曽川) ・味噌川ダム ・岩屋ダム ・阿木川ダム
   堰の状況: (長良川) ・長良川河口堰

●今回の大雨で、牧尾ダムでは治水協定に基づく予測降雨量が基準降雨量を超えたことから、事前放流を実施しています。