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味噌川ダムの貯水量、貯水率の表示について
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○味噌川ダムの水運用
味噌川ダムでは、6月1日~10月15日の間、洪水に備えてダムの洪水調節容量を空けた状態にしておきます。
そして、洪水が発生した場合には、ダムに流れ込む水を洪水調節容量に貯め込み、下流へ流す水量を、
ダムに流れ込む水量よりも少なくすることで、ダム下流河川の洪水被害の軽減を図っています。(以下が貯留するイメージ図です。)

よって、味噌川ダムの貯水位は、洪水期(6月1日~10月15日)と非洪水期(10月16日~5月31日)で異なります。
洪水期においては、洪水を貯留するための洪水調節容量(12,000千㎥)を確保するため、
非洪水期に比べて9.5m低下させた貯水位で運用しています。(以下が貯水容量の運用図です。)

○空容量と貯水率の定義の変更について
令和元年8月16日に味噌川ダムホームページのダム諸量一覧表の空容量と貯水率の定義を変更しました。
貯水量は同一ですが、空容量(570→12,570千㎥)、貯水率(98.7→77.1%)との表記になりました。(以下に、ダム諸量一覧表(変更部分)を示します。)

具体的には、8月15日までは洪水調節容量を除いた容量(43,000千㎥)に対する空容量、
貯水率(%)で表記していましたが、8月16日からは、洪水調節容量(12,000千㎥)を含んだ有効貯水容量
(55,000千㎥)に対する空容量、貯水率(%)の表記に変更しました。
(以下に、ダム諸量の表示変更状況を示します。)

定義の変更の理由としては、味噌川ダムにおいて、洪水を貯留するための洪水調節容量を確保している状況
(水位を9.5m低下)が、一般の方々からのご意見もあり、きちんとお伝えできていない可能性があると考え、
洪水調節容量を含んだ有効貯水容量(55,000千㎥)に対する空容量、貯水率への変更を、
速やかに行ったものです。
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