ここでは管理に必要な情報が全て集まり、その情報を基にゲートの操作などを行っています。
丸い上屋はゲートを動かす機械や通信設備が入っており、水滴をイメージしたものとなっています。
上下流ともに、2段式のゲートとなっており、オーバーフロー、アンダーフローの操作を組み合わせて、多様な魚類がそ上できるようにしています。
堰左岸・右岸の両方に設置されており、左岸側の様子は観察室から見ることができます。
堰の左岸側にあり、一般の方でも自由に入ることができます。
(毎日午前9時から午後5時頃まで。※多少時間が前後する場合があります。)
この魚道では、底生魚をはじめとする泳力の小さい魚類やモクズガニ、テナガエビ等のエビ・カニ類さらには泳力の強いアユなど多様な魚類等の遡上に効果を発揮しています。
船が通らない時間帯は、ロック式魚道として運用しています。
また、上流右岸と下流左岸の観測塔には、津波時操作の際に注意喚起を行う警報設備(サイレン・スピーカ)が設置されています。
上流部(湾曲している部分)は、親水性のある広場になっており、市民の憩いの場として利用されています。
また、下流部の約100mの水路は、10月~11月にかけて、アユふ化事業などの水産振興策の一環として利用されています。
館内では、大型映像シアター、パネル、リモコンカメラ、模型などを使って、長良川の歴史や河口堰の事業を楽しく分かりやすく紹介しています。
河口堰本体が間近に見えるテラスや周囲の景色を一望できる展望室やデッキもあります。
災害時には桑名市の指定する「避難所」となります。
休館日:毎週土・日曜日、年末年始(12月29日から1月3日、5月1日)
利用時間: 10:00~16:00