天竜川の水を豊川へ
大入頭首工と振草頭首工は、天竜川水系の水を豊川に導水する目的(流域変更)を持った頭首工です。
 大入頭首工は、雨が降って大入川にたくさんの水が出たときに、取水して2.6kmの導水路で大千瀬川に導き、振草頭首工で振草川の水と合わせて取水し、6.1kmの導水路で宇連ダムに貯水します。
 この二つの頭首工は、限られた豊川の水だけでは不足するため、天竜川の水を有効に使う、豊川用水にとってはなくてはならない大切な施設です。
大入頭首工(頭首工の長さ 30m)
振草頭首工(頭首工の長さ 34m)